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”ふるさと津和野町の謎解きに挑戦!『にちはらクエスト』”を開催しました

  • 藤岡篤司
  • 藤岡篤司

2024年10月27日(日)に日原体育館にて、日原地区にある6つの公民館(青原・池河・左鐙・須川・滝元枕瀬・日原)とつわの学びみらいが合同で企画した「まちづくり・ひとづくり」をテーマにしたイベント『にちはらクエスト』を開催しました。

 

「楽しさ」だけではなく、参加を通して自然と交流や学びが生まれるような謎解きイベントを手がけている合同会社NEWWORKSTYLEの奈良井健悟さんにご協力いただき、津和野町日原地区オリジナルの謎解きイベントとして、参加者みんなが楽しみながら地域の魅力を発見し、再認識できる内容となりました。

 

 

すべてのプログラムに楽しい仕掛けが!

 

当日は津和野町内の親子37名が参加し、グループで協力しながら津和野町(日原地区)についての様々な謎解きに挑戦しました。

 

グループで謎解きに挑戦するので、初めて会う人ともすぐに打ち解けました。

 

様々な年齢のメンバーが、アイデアを出し合って謎を解いていきます!

 

 

謎解きの中盤では、日原地区にある6つの公民館がそれぞれの地区にまつわるクイズを用意しており、意外と地域のことを知らないことに気づく参加者も多かったようです。

 

 

住んでいるけど知らなかった~と地域の魅力を再発見!

 

 

そしてクイズに加えて、けん玉や大縄跳び、輪投げなどの体を使うものから、源氏巻の味くらべや地域の魅力のPRなど、五感をフルに使うミッションもあり、子どももおとなも一緒になって楽しんでいました。

 

けん玉ミッションに挑戦中!みんな真剣です。

 

プロペラを回して飛行機を飛ばしてキャッチするミッション。チーム力が試されます!

 

 

参加者からは、

「頭や体、感覚などもフルに使うゲームが多く、子どもも楽しんでいた」

 

「楽しみながら地域のことを知れたし、町内のいろいろな人とつながれた」

 

「すべてのプログラムに仕掛けがあり、意味があり、よく考えられていると思った」

 

「同じグループだったお兄ちゃんたちとまた遊びたい!」

 

等の感想がありました。

 

謎解きの最後には、グループごとに日原地区の「好きなこと、守りたいこと、やりたいこと」を書いた『にちはらの希望の木』を作成しました。

 

『にちはらの希望の木』に、みんなの想いを書きました。

 

 

にちはら希望の木には、

 

「やさしい人がいっぱい」

「みんな仲良し」

「人との距離が近い」

「川がきれいで好き」

「川を活かしたイベントを」

「川沿いの景色が好き」

「鮎がたくさんとれる。おいしい」

「日原に大きな公園があったらいいな」

「星がきれい。星がたくさん見えるところが好き」

「自然豊かで歴史のつまった場所!」

「いろんな人が集まれる場所が増えるといいな」

「日原のクスノキにバナナがなったらいいな」

 

等、地域への愛がたくさんつまったメッセージが書かれていました。

 

各グループで作成した『にちはらの希望の木』

 

 

今回初めて日原地区の6つの公民館が合同で企画から運営までを行ったことで、公民館区を越えた横のつながりが生まれ、企画者・参加者の両方が日原地区を広い視点で見つめ直す機会となりました。

 

そして子どもも大人も、お互いが地域の情報を交換する中で深い絆を育み、人とつながることを通して”自分たちのまち”として地域を考えるきっかけになったと思います。

 

これからも引き続き、地域全体で子どもたちの成長を応援していきたいと考えています。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

この記事を書いた人
藤岡篤司
教育魅力化コーディネーター
藤岡篤司
大阪出身、大学院(開発学)を修了。フィリピンをはじめ、開発途上地域で教育・福祉などの社会課題解決に携わってきました。日本に帰国してからは、大学の講師、小中高の国際理解教育などの教育分野や、地域づくりや人々の暮らしという地域開発の分野など、学びや暮らしの質を向上させるために「ひとづくり」「まちづくり」に関する取り組みを続けています。子どもから大人、高齢の方まで、性別や国籍、障害など関係なく、誰もが活躍できる社会を目指し、またそれを届けたいと思っています。