私たちの理念

わたしが変われば まちが変わる
まちが変われば 世界が変わる
どんな変化にも、誰かが踏み出した「はじめの一歩」がある。
わたしたちは津和野町が「はじめの一歩」で
溢れるまちにしたいと思っています。

私たちの使命

つわの×学び= Chance
学び×みらい= Challenge
みらい×つわの= Change
我々は Cha Cha Cha を体現していきます
つわの×学び= Chance

「まち全体が学びの場」

今、この津和野町で何が学べるだろうか。今、ここだからこそ学べることは何か。わたしたちは今ここにいることを<チャンス>と捉えます。この小さな町に揃う多様なヒト・モノ・コト、そのすべてを学びの対象として捉えます。そして、このまちに住むすべての人に学ぶチャンスがある環境をつくります。
学び×みらい= Challenge

「学び」の再構築

「学び」とは何か、なぜ学ぶのか。そして「学び」とは、誰のものか。私たちは「学び」を問い続け、一人ひとりに合った「学び方」を模索し実現します。まちの人々が自らみらいを切り拓き、一歩前に踏み出す(変化を生み出す)ために、私たちは「学び」を再構築する<チャレンジ>を続けます。
みらい×つわの= Change

「成長が循環するまち」

誰かの成長が誰かの成長を生むまち。まちの人々の“ありのまま”の色が重なり合っていくまち。一人ひとりの発展的な成長をお互いに認め、受け入れ、支え、喜び、影響し合えるまち。わたしたちは、このまちでより多くのチャンスを生みだし、一人ひとりの<チャレンジ・チェンジ>に関わり、寄り添います。そして、わたしたち自身も<チェンジ>し続けます。

行動指針

多様#幅広い分野 #新たな視点 #グラデーション
熱量#パイオニア精神 #実行力 #パッション
協働#対話 #傾聴 #コラボレーション

代表挨拶Message

  • 一般財団法人つわの学びみらい 代表
  • 宮本善行

世界中の社会問題に挑戦し、
歴史に新たな1ページを刻みたい。

津和野町の教育魅力化事業は、10年を経過して順調にその成果が表れています。人口7千人に満たないこの小さな町の挑戦は、2021年2月15日に一般財団法人「つわの学びみらい」を設立して次の一歩を踏み出すことができました。改めましてご支援をいただいている皆様にお礼申し上げます。

高校の存続危機という危機感から始まった津和野高校の教育魅力化から始まり、町営英語塾の開設、中・高生のプロジェクト活動の増加、地域住民や若者有志の団体による教育への参画、生徒と同数の大人が毎年集う高校・中学校の総合的な学習(探究)の時間、津和野高校の卒業生が現役生徒を支える活動、近年では保小連携や幼児教育分野にも教育魅力化コーディネーターを配置したり、子どもたちの学びを応援する「つわの学びサポーターズ」制度の開始など、その内容は枚挙にいとまがありません。

私たちのチャレンジは、わたしが変わること(ひとづくり)でまちが変わること(持続可能な津和野町)を実現することです。熱量を持った多様で優秀な人材が津和野町に集結しています。0歳児からのひとづくりプログラムを立ち上げている津和野町。教育の町に揃う多様なヒト・モノ・コトそのすべてを学びの対象と捉え、新しい試みを加えて未来を創造する人材を創り続けて、成長が循環するまちを目指していきたいと思います。

沿革History

2009年度津和野高校後援会発足 中高一貫校の設立に向けて
2011年度離島・中山間地高校魅力化・活性化事業開始
2013年度 高校魅力化コーディネーターの配置
町長部局「つわの暮らし推進課」へ 高校支援係設置
高校・行政・後援会からなるプロジェクトチーム発足
「駅舎プロジェクト」など体験型プログラムの開始
2014年度 高校魅力化コーディネーター2名体制に
町営英語塾 HAN-KOH 開塾(講師1、スタッフ1)
地域系クラブ「グローカルクラブ」発足
プロジェクト型・キャリア教育重視の「総合的な学習の時間」開始
2015年度 町営英語塾 HAN-KOH 4名体制に(講師2、スタッフ2)
長期海外留学生2名受け入れ(チリ・ドイツ)
高校ウェブサイトリニューアル
2016年度 高校魅力化コーディネーター3名体制に、町営英語塾 HAN-KOH 8名体制に
総合的な学習の時間が「T-PLAN」として課題解決型に
長期海外留学生2名派遣(フィンランド・ノルウェー)
「グローカルクラブ」が地域系部活動「グローカル・ラボ」に格上げ
プロジェクト活動での実践を活かしAO入試で私大合格
入学志願者が定員を超え、倍率が出る

教育委員会と事業連携開始
0歳児プログラムを着手
教育魅力化統括コーディネーターの配置
2017年度 総合的な学習の時間で「トークフォークダンス」実施
『マイプロジェクトアワード』で優秀賞を受賞(『竹で築こう』高2 ※当時)

小中学校へコーディネーター参入
「0歳児からのひとづくりプログラム」完成
2018年度 町営英語塾HAN-KOH中等部を設立、6名体制に(塾長1、講師3、スタッフ2)
学校推薦型選抜で難関国立大学に1名合格

小中学校へコーディネーター配置
教育魅力化推進協議会の設置
2019年度 町営英語塾 HAN-KOH 小学生向け外国語活動開始
高校生の進路実現が多様化
コンソーシアム設立準備委員会発足
津和野高校の職員室を新たに「センセイオフィス」にリニューアル
高校魅力化コンソーシアム構築支援事業受託(一市町村一校モデル)
一般社団法人コンソーシアム津和野設立準備社団設立
小中学校コーディネーター3名配置(全地域)
2020年度 「地域みらい留学365」事業受託・募集開始
「地域みらい留学365」、下宿担当コーディネーターの配置
コンソーシアムマネージャーの配置
保小連携コーディネーターの配置
幼児教育コーディネーターの配置
-これにて保小中高全校種にコーディネーターが配置される
津和野町内にて教育魅力化キャラバンの実施
2021年度 町営英語塾 HAN-KOH 「にちはらベース」始動(中学生)
「地域みらい留学365」受け入れ開始
下宿事業開始
島根県環境政策課と教室の断熱化プロジェクトを実施
町営寮の構想が始まる
大学生インターン3名、学生サポーター2名の配置(うち2名津和野高校卒業生)
保育園から高校までのコーディネーターによる活動報告会の実施(オンラインにて約100名の参加)
2022年度 「0歳児からのひとづくり」特命官(教育委員会内)に任命される
文部科学省「幼保小の架け橋プログラム」事業開始(運営支援)
大学生インターン3名受入
つわの学びみらいウェブサイトオープン
「イワミアートラボラトリー~表現とまちの物語~」グラントワ×つわの学びみらいプロジェクト開始
津和野町交流センター「ひまわり」オープン(運営支援)
「つわの学びサポーターズ」開始
2023年度 町営英語塾HAN-KOH「ツワノセカイ部」始動(高校生)
町営英語塾 HAN-KOH 「TSUWANO BASE」始動(中学生)
文部科学省「幼保小の架け橋プログラム」事業(運営支援2年目)
「イワミアートラボラトリー~表現とまちの物語~」グラントワ×つわの学びみらいプロジェクト(2年目)
大学生インターン1名受入
つわの学びサポーターズ限定コミュニティサイトオープン
学校推薦型選抜で難関国立大学に1名合格
つわの学びサポーターズ 9名

「教育事業だけは津和野町が引受けて見せますよ」
昭和時代初期、時の町長は津和野に訪問していた詩人、小説家・島崎藤村にこう語りました。津和野町には、森鷗外を筆頭に明治維新期に活躍した人材を複数輩出した藩校養老館や、人材育成に力を入れた歴史と文化、そしてその精神が現代にも脈々と受け継がれています。

2011年、生徒減少による統廃合の危機に面した津和野高校で、高校魅力化の取り組みが始まりました。それ以来、小さな町の小さな公立高校を舞台に、学校と地域、世代間、県境の垣根を超えたさまざまな挑戦が生まれ続けています。また、こうした魅力化の流れは保育園、小学校、中学校へと広がり、子どもたちの教育環境の向上や教育を通した町のさらなる活性を目的に、2021年「一般財団法人つわの学びみらい」を設立しました。学校や行政との綿密な連携、そして地域のたくさんの協力を受けて、この町で生まれ、育ち、学ぶ子どもたちの豊かな教育環境のある町の実現を目指します。

「つわの学びみらい」ロゴに込められた思い

津和野町を象徴する「武家屋敷のなまこ壁」「豊かな自然環境」「鷺の羽」のイメージをデフォルト化したモチーフを使用しました。
羽の色には、清流日本一である「高津川」の澄んだ色を連想させるカラーを使用しました。過去から受け継がれてきた大切な財産の真ん中に「津學」の文字を配置することで、持続可能なみらいを形成していく存在として歩んでいきたいというおもいを込めました。

団体概要About

会社名一般財団法人つわの学びみらい
所在地〒699-5605
島根県鹿足郡津和野町後田 ハ12−3
設立2021年2月15日
代表理事代表理事宮本善行
理事石川 和博
理事中村 和恵
理事桜井 里子
事務局長楠 寛
事業内容 ⑴ 津和野町の教育魅力化に関連するコーディネート事業
⑵ 津和野町が進めるひとづくり事業
⑶ 教育と地域の好循環実現に資する、コンソーシアム構築事業
⑷ その他前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業