- 2025/04/09
第13回冒険教室「中川けいさんとワクワク身近なIT体験 ~Webアプリを作ろう」を実施しました!
- 町営英語塾 HAN-KOH



2025年2月27日(木)に、第13回冒険教室『身近なIT体験~Webアプリ制作』を実施しました。
講師はWebプログラマーの中川啓(なかがわけい)さん
中川さんは津和野町青原地区在住で、東京のIT企業に所属されているWebプログラマーです。
津和野町が日原小学校区で実施している放課後子ども教室「あゆっこワクワク広場」にて、小学生(高学年)を対象としたプログラミング教室を毎月開催されたり、CoderDojo津和野を主催されたりと、プログラミングを通した様々な活動をされています。
*CoderDojo(コーダー道場)津和野についてはこちら
中川さんってどんな人?と思った方はぜひWebメディアオモコロに掲載されているこちらの記事をご覧ください。
生成AI(ChatGPT)を使って、Webアプリを作ってみよう!
今回の冒険教室では、ITの仕事について身近な事例から理解を深め、実際にプログラミングを体験してみることで、アプリの作り方などのプログラミングの一端を知り、視野や興味を広げることを目的として行いました。
また、自分でプログラミングしたものを実際に動かすことを通して、「自分も出来る!」という体験を楽しんでもらうことや、日常生活など身近な環境で、IT(プログラミング)が解決できうる問題やゲーム制作のアイデアなどについて、自分の頭で考えられるようになることも期待して実施しました。
当日は高校生の宮田さん(1名)が、部活を早めに切り上げて参加してくれました。



ITって何だろう?ITが実現する仕事改革を一緒に考える
講座は、IT(Information Technology 情報技術)って何だろう?から始まりました。
身近な例として、洋菓子店がスーパーに納品しているケーキの在庫管理方法の自動化について考えました。
中川さんが作成された、現場(スーパー)に行かなくてもWebカメラで監視し、在庫の変動があった場合にスマホにプッシュ通知が来るプログラムを実際に動かしてみました。
*今回はケーキの代わりにおもちゃのアヒルちゃんを使いました。



生成AIで簡単プログラミング。出来た!だけで終わりにしないITのお仕事
私たちの生活を便利に楽にしてくれるITを、出来た!だけで終わりにせず、これを公開して、一般に使ってもらい、使用料が入金されたら、もうそれはITのお仕事ということになります。
ということで今回の冒険教室では、生成AIを使ったプログラミングとそのプログラムの修正・ブラッシュアップ、そして一般に公開するまでを宮田さんに体験してもらいました。
生成AIにもいろいろありますが、今回はベーシックなChatGPTを使い、3x3の〇×ゲーム(3目並べ)の制作に挑戦しました。
まずはChatGPTにCodeの作成を指示します。
『3x3の〇×ゲームのプログラムを書いて』という指示だけで、スラスラ書いてくれることに宮田さんはとても驚いていました。
ChatGPTが書いてくれたコードのファイルをコピー&ペーストすると、実際に3x3の〇×ゲームが表示されました。
動作も問題ないようです。
ここまでほんの5分程度しかかかっておらず、宮田さんは、プログラミングに限らず、中川さんに教えて頂いたAIの可能性に本当に驚いて感動したと話していました。



3目並べをもっと面白くするため、7手目で最初に打った手が消えるという魔改造にも挑戦しました。
生成AIにどのように伝えて修正プログラムを書いてもらうかが腕の見せ所です(もちろん直接コードを手直しすることも可能です)。
何度か失敗を経て、消える手を予想しながら打っていくことで勝敗が分かれるというトリッキーかつ盛り上がる3目並べが完成しました!



今回作成したゲームを宮田さんに実際に公開してもらいました。
公開情報をQRコード化してスマホで読み込むと、見事に表示され大成功です。



そして、宮田さんと中川さんが対戦し、大盛り上がりの末、見事宮田さんが勝利しました。
今回、宮田さんが作成したゲームのQRコードです。
ぜひ皆さんもお友達やご家族と対戦してみてくださいね。


