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内閣府「世界青年の船」事業で津和野町を訪れた世界各地の青年と交流しました!

  • 内谷愛
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2025年2月8日(土)に、内閣府の「世界青年の船」事業の地域実践活動が行われ、津和野町を訪れた世界各地の青年約190名が津和野町内で様々なプログラムを体験しました。

 

 

「世界青年の船」事業とは?

 

内閣府青年国際交流事業の一つである「世界青年の船」事業では、世界各地の青年(18歳~30歳)が集い、ディスカッションや文化交流等を通じて、次世代グローバル・リーダーとなる青年を育成するとともに、グローバルな人的ネットワークの構築を目的としています。

 

・内閣府「世界青年の船」事業について詳しくはこちら

 

 

2月8日(土)~12日(水)の5日間、島根県内で地域実践活動が行われ、津和野町はその初日の受け入れを行いました。津和野町が、一般社団法人津和野まちとぶんか創造センター(TMC)と協力し、様々なプログラムを企画しました。

 

つわの学びみらいでは、青年たちのまち歩き(フィールドワーク)にて、津和野高校生との交流の機会創出や振り返りで上映する動画作成のサポート等を行いました。

 

 

 

まち歩きを通して青年たちと津和野高校生が交流

 

青年たちは考現学という調査手法を学んだ後、考現学に基づいて、「今の津和野町」を記録するまち歩きを行いました。

 

まち歩きの中で観察した対象をスケッチ等で記録しながら、日本ならではの暮らしや伝統、文化、自然、そして日本の課題等に身近に触れる機会となりました。

 

 

美しい雪景色も津和野町の魅力のひとつ。

 

 

また、まち歩きには津和野高校生も参加し、津和野町で暮らす高校生のリアルに触れたり交流することで、高校生にとっても世界各国の青年たちと交流する貴重な機会となりました。

 

 

小グループに分かれてのまち歩き。最初は緊張した様子も。

 

次第に青年たちと高校生の間にもたくさんの笑顔が見られるように!

 

 

 

まち歩きに参加した高校生からは、

「英語だったこともありあまり話せなかったけど、すごく楽しかった」

「相手の反応も見ながらコミュニケーションに挑戦できたことが、自分にとって刺激になった」

等の感想がありました。

 

プログラムが終わる頃にはすっかり打ち解けていました!

 

 

 

まち歩き後の振り返りでは、津和野町の観光的、文化的側面に触れる体験に留まらず、町が抱えている課題や、それに向き合い解決に向けて取り組んできたことを伝える一本の動画が上映されました。

 

動画では、津和野高校の生徒や卒業生が、津和野町で過ごした日々を振り返り、自身の成長や町での生活、都市の暮らしと比較し感じていること等について語っています。

 

彼、彼女らの言葉から、津和野町や津和野高校の「今」の姿が浮かびあがってくるインタビューとなっています。ぜひご覧ください。

 

・インタビュー動画「人口減少の著しい町で学び、暮らすことを決めた10-20代の若者たちのリアル。都市部から移住した彼・彼女たちは、今、何を思うのか。」はこちら

 

 

「世界青年の船」事業における津和野町での地域実践活動の詳細は、津和野町が発行している広報紙「広報つわの」2025年4月号(Vol.234)に掲載されています。

 

こちらもぜひご覧ください。

 

 

出典:広報つわの2025年4月号(Vol.234)P.2~4より

 

 

この記事を書いた人
内谷愛
広報
内谷愛
北海道から広島まで、日本各地で過ごした幼少期。民間企業勤務時に海外の文化に接して刺激を受け、約15か国を旅しました。もっと現地の人と関わりたくて、ワーホリでオーストラリアへ行ったり、ボランティアでアフリカへ。そこでの生活を通して、幸せや豊かさ、自分がどう生きたいのかを考えるようになりました。国際理解教育に携わり、団体・高校等でのコーディネーターを経験。キャンプと旅と音楽が好き。広報を通してみなさんとつながれたら嬉しいです。