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地域の魅力を届ける~ 日原中学校2年生が町内の事業所を取材しました!

  • 渡辺あん
  • 渡辺あん

7月7日(火)、日原中学校の2年生22名が、総合的な学習の時間の一環として、町内の事業所訪問を実施しました。

 

今年度、2年生は「地域を発信する」というテーマで探究学習に取り組んでいます。

 

今回の取材はその第一歩となります。秋に予定している東京への修学旅行で「商品のPR方法や見せ方」を実践的に学ぶための事前準備として、ポスター制作に必要な素材を集めることや、事業所の皆さんの想いを聴き取るインタビューを行いました。

 

ご協力いただいたのは、以下の3つの事業所です。

 

 ・大仲屋本店

 ・秀翠園

 ・安野光雅美術館

 

いずれも観光客に人気があるだけでなく、生徒たちにとっても身近で魅力あふれる場所ばかりです。

 

 

 

事前学習を経て、いざ取材へ!

 

訪問に先立ち、生徒たちは事前の授業で事業所についてリサーチし、「どんなこだわりがあるのか」「どんな想いで働いておられるのか」を引き出すための質問案を練り上げてきました。

 

当日は猛暑の中での実施となりましたが、暑さに負けず、生徒も事業所の方々も熱意を持って真剣に向き合っていました。

 

 

 

こだわりを切り取る写真撮影に挑戦

 

今回の訪問では、インタビューに加えて、「ポスターの素材となる写真を撮影すること」も重要なミッションの一つでした。

 

カメラを手にした生徒たちは、

「この角度から撮ってみよう!」

「この部分を強調して取りたい!」

と、それぞれのこだわりを持ってファインダーを覗き込み、工夫を凝らして撮影に没頭していました。

 

外観も撮りたい!と生徒が撮影した写真

 

 

 

実体験から生まれた「生の質問」と温かい交流

 

訪問中は、地域ならではの温かい交流や、思いがけない学びの瞬間がたくさんありました。

 

大仲屋本店では、 事業所の近所に住む生徒が訪れると、

「○○さん久しいね!」

と店主の方が優しく話しかけてくださり、はじめは強ばっていた生徒の緊張も一気にほぐれました。



醤油の味比べ体験では、味の違いを見分ける難しさに頭を悩ませる生徒がいる一方で、

「これはさしみ醤油だ!」

と瞬時に言い当てる生徒もおり、五感をフルに使った発見がありました。

 

 

実際にお醤油の味比べをさせていただきました!

 

 

 

秀翠園では、青野山の雄大な景色を眺められる山の麓で、淹れたてのまめ茶とまめ茶ようかんを振る舞っていただきました。

「この組み合わせ、本当にぴったりだね」

と大人顔負けの感想が飛び出す場面もありました。



広大な自然のなかで周辺を散歩する生徒たちの姿が見られ、それをご覧になった店主の方は、


「この周辺を散歩することもぜひ体験してほしかった。存分にこの地区を楽しんでほしい」

と笑顔で語ってくださいました。まめ茶が作られる恵まれた環境そのものを、体全体で楽しむことができました。

 

 

まめ茶に合うまめ茶ようかんを用意して頂きました。生徒たちの手が自然に伸びます

 

 

 

安野光雅美術館では、館内の展示写真が撮影できないからこそ、生徒たちは目の前のアートをしっかりと自分の目に焼き付けていました。また、プラネタリウム鑑賞では生徒だけでなく同行した先生方も、とても感動している様子でした。



「今度は自分の子どもを連れて来たい」

という声や、津和野町民は無料で利用できることを知った生徒同士が

「今度いっしょに来ようよ!」

と盛り上がるなど、地元の魅力を再発見する機会となりました。

 

安野光雅美術館で、館長さんのお話を聞く様子

 

 

 

どの事業所でも、事前に準備したワークシートをなぞるだけでなく、目の前の体験や感動から生まれた生きた質問や会話が飛び交っていました。各事業所の皆さまも終始笑顔で丁寧に応えてくださる、とても温かい学びの時間となりました。

 

参加した中学生からは、

 

「試食を通して、商品のこだわりを直接知ることができ、とても勉強になった!」

 

「小学生の時に訪れたことがある場所だったけれど、中学生になって改めて訪問し、お仕事への想いを聞くと、違う発見がたくさんあって楽しかった」

 

「ポスターに使う写真を自分で工夫して撮るのが難しかったけど、良い写真が撮れて嬉しかった」

 

との声がありました。

 

 

事業所の方からは、

 

「小学生の時に来ていた子たちが中学生になって来てくれて、成長した姿でまた違う感じ方をしてくれたのが本当に嬉しかった」

 

「みんなが作ってくれるポスターを楽しみに待っています!」

 

といった温かい声が寄せられました。

 

 

 

秋の修学旅行、そしてポスター完成へ向けて

 

今回の取材で預かった事業所の「熱い想い」と、生徒たちが集めた写真やインタビュー素材を胸に、学びは秋の修学旅行へと繋がっていきます。

 

修学旅行先の東京では、「商品のPR方法や魅力を伝える工夫」をしっかりと学び、冬にはその知見を活かして制作したPR案を県立大学の学生にプレゼンテーションする予定です。そしてそこでのフィードバックをもとにさらに改良し、最終的には事業所の方へ、完成したポスターを寄贈することを目指します。

 

受け入れをご快諾いただき、生徒たちを温かく迎えてくださった事業所の皆さま、本当にありがとうございました。ポスターが完成するまで引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします!

この記事を書いた人
渡辺あん
みらい共創コーディネーター
渡辺あん
津和野町で生まれ育ち、18年間を過ごしました。大学進学を機に地元を離れ、上京も体験しました。その間、人との温もりや、顔が見える安心感、心が癒される点など、改めて地元・津和野町の良さを感じました。特別なことがなくても、穏やかにありのままの自分を受け入れてくれる環境が、何よりの安心感に繋がっていたのだと思います。これからは、たくさんの人が自分自身の良さと町の良さを再発見できるよう、私自身もう一度、地域のことを学び、深めていきたいと考えています。