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地域の大人と1対1の対話~津和野中学校2年生「ツワトーク」を実施しました!

  • 牛木 力
  • 牛木 力

6月25日(木)に、津和野中学校2年生の総合的な学習の時間にて、地域の方と1対1で対話する授業「ツワトーク」を実施しました。 

 

ツワトークでは、生徒が地域の方と対話し、多様な生き方や考え方に触れることで、自己理解を深めたり、進路について考えたりすることを目的としています。また地域の力を借りながら、生徒の成長の機会を多様な大人が連携し、ともにつくり上げていくことも目指しています。

 

今回は生徒25名に対し、同数となる25名の地域の大人の方にご協力いただきました。 

 

 

「人生グラフ」を通して自分と向き合い、これからを考える

 

ツワトークでは、生徒と大人が1対1で向き合い、それぞれが作成した「人生グラフ」を使って対話を行いました。 人生グラフは、「これまで(過去)」「いま(現在)」「これから(未来)」の3つのセクションで構成されています。

 

【これまで】経験した出来事だけでなく、その時の「喜怒哀楽」といった感情も共有し、深い自己開示を行います。

 

【いま】 現在の自分を客観的に見つめ直します。

 

【これから】 大人の経験談をヒントに、自分自身の目標や将来像を思い描きます。

 

 

生徒たちは、事前授業で人生グラフを作成し、当日の対話に臨みました。

 

 

 

対話の時間

 

まずは緊張をほぐすアイスブレイクを行い、会場が和やかな空気に包まれたところで1対1の対話が始まりました。

 

 

 

 

生徒たちは、大人たちが語るさまざまな人生の歩みに身を乗り出し、真剣な眼差しで聞き入っていました。そして、これまでの経験や今の中学校生活への思いを自分の言葉で一生懸命に伝えていました。

 

普段は人と話すのが苦手な生徒も、自分の言葉で伝えるということに精一杯チャレンジしていて、短い授業の時間の中でも生徒たちの成長を感じました。

 

 

 

事後アンケートの感想より

 

◎中学生の感想

 

「地域の方が地域の子どもを応援してくれているんだと知ることができた」

 

「こんな生き方もあったんだと思えた。進路についても考えられて、とても嬉しかった。大人の方が、趣味と仕事を両立させたりしていて、とても印象に残った。また、地元を盛り上げたい、田舎の良さを伝えたいという気持ちもとても印象に残った」

 

「うまく仕事と付き合っていく方法や、これから大変になることを地域の方に教えてもらい、いろいろな生き方があると知ることができた。今日のお話をもとに自分の生き方や将来のことについて考えていければと思う」

 

「進路について迷いや不安があったけど、ツワトークを通して自分の中での選択肢や視野が広がったと感じることができた」

 

「地域の方が、自分がやってみたいことをやっていて夢が広がった」

 

 

◎地域の大人の感想

 

自分が中学生の頃よりも、今の自分やこれからの自分について深く考えている生徒が多くいて素晴らしいと思った。自分自身もこれからどんな人生を歩んで行こうか改めて考えるきっかけになったので、とても良い機会となった」

 

「今日話をした子どもたちに、何年か先にまた会ってみたいと思った」

 

「生徒一人ひとりの考え方が違い、話を聞いていて楽しかった。中学生にとって、津和野がもっと魅力的な町になるようにしていきたい」

 

 

 

 

生徒の歩みを見守る地域の大人のひとりとして

 

授業後には、参加された地域の方々から嬉しい感想が数多く寄せられました。中でも、

 

「地域のひとりの大人として、これからも彼らの成長を見守りたい」

 

という言葉には、大変心強さを感じました。

 

 

家族や先生以外の「頼れる大人」が町にいることは、子どもたちが安心して学び、挑戦できる環境の土壌として欠かせない要素です。

 

地域の大人たちの生き方や働き方、考え方、言葉に触れる体験は、生徒たちの未来の選択肢を大きく広げます。多様な生き方や多様なあり方に触れることこそが、自分自身の生き方を自分で「選ぶ」ことへとつながっていきます。

 

10月には、3年生と地域の大人の方が対話する授業「ツワトーク」を開催します。ぜひ「地域の大人のひとり」として、これからも子どもたちの歩みを見守り、応援していただけますと幸いです。

 

この記事を書いた人
牛木 力
教育魅力化コーディネーター
牛木 力
津和野町は大好きなまちで、ここに住めているだけでまず幸せです。H28年に津和野に出会うまでは、アメリカで、都市計画家が作る高校生向けプロジェクト型学習のプログラムに参画し、R2~5年度は、山形にある東北芸工大(コミュニティデザイン学科)で教員をしながら、新しい学びのあるべき姿を模索しました。今は世界最大の社会起業家ネットワーク、Ashokaの活動にも従事しています。日々、つわの学びみらいのメンバー、高校生、学校の先生、そして地域の志ある仲間と探究を続けています。