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財団職員インタビュー_Vol.6_野村リサ

  • 松川雅美
  • 松川雅美

財団職員の「いま」に迫る職員インタビュー。

今回は町営英語塾HAN-KOH(以下、HAN-KOH)の講師である、野村リサさんにお話を伺いました。

 

  • はじめに、今取り組んでいることを教えてください。

 小学生向け英語活動から高校生の英語指導まで、幅広く活動しています。町営英語塾HAN-KOHは日原と津和野の2つ拠点があり、小学生及び中学生の英語指導は主に日原地区での活動になります。小学生向けの活動は日原地区をさらに細かく分け、青原エリア・日原エリアの2箇所を行き来して活動しています。

基本的なスケジュールは下記の通りです。

月曜日:小学生向け活動(月1回程度)
  日原:放課後児童クラブ – 主に1~3年生向けの英語活動。ゲームや歌を混ぜな
       がら英語を楽しむ活動。

    青原:中学英語へ架け橋英語講座(名称を再確認要) – 6年生対象の中学英語の先       取り講座。

火曜日:高校生への英語指導  

水曜日:高校生向けの個別指導。主に英検指導をすることが多い。

木曜日:中学生向け英語指導(中2・中3)
教科書の改定により、中学校から長文読解の量が大幅に増えたため、今年度からは多読に力を入れている。

金曜日:高校生への英語指導
    中学生向け英語指導(主に中1)

中学校と連携しながら、HAN-KOHで学校の授業の補足指導をしています。

▲小学生向け英語活動の様子

 

  • 子どもたちに英語を教えるうえで、気を付けていることや意識していることはありますか?

 小学生や中学生には、難しい文法用語を使わないように説明することを心がけています。英語は英語でも座学(テストで高得点を取るための英語)の定着だけでなく、生きた英語をいかに浸透させるかが自分のミッションだと感じています。高校生に対しては、共通テストになって生きている英語が重要視されているので、その流れに乗っていきたいと思っています。

  • 最近のホットニュースを教えてください。

 英検の指導をしている生徒が、次々に合格報告してくれたことがすっごくうれしかったです。普段の英検指導では「教えすぎない」ことを意識しています。覚えなければならないことは子どもたち本人に頑張ってもらうしかないのですが、英作文は時間をかけて丁寧にみるようにしています。

 

  • 今後やっていきたいことや目指しているものはありますか?

 現在は小学生から高校生まで向けて英語指導をしていますが、いずれもっと小さい年代の子どもたちにまで活動の幅を広げていきたいと思います。将来的には、保育園児から高校生までの一貫した英語学習プログラムを整えていければと考えています。

 

この記事を書いた人
松川雅美
教育魅力化コーディネーター (大学生インターン)
松川雅美
大阪で生まれ育ち、大学進学を機に島根に移住し4年目になります。大学では地域政策を専攻し、現在は地域全体で寛容性を高める手法について研究しています。津和野町では、昨年度は町営塾HAN-KOHのスタッフとして主に中高生の学びのサポートをしていました。現在はコーディネーターのインターンとして活動しています。大学での座学と津和野町というフィールドでの活動を両立できる環境に感謝しながら、少しでも皆さんのお役に立てるよう頑張ります。