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津和野高校2年生の「総合的な探究の時間」発表会 & 津和野町教育フォーラムを開催しました!

  • 瀬戸里奈
  • 瀬戸里奈

2026年2月5日(木)に、津和野高校2年生による「総合的な探究の時間」の活動発表会と、それに連動した「津和野町教育フォーラム」が開催されました。

 

生徒たちが1年間かけて向き合ってきた「地域や自分自身への問い」の成果を発表し、それを受けた地域の大人たちがこれからの教育について語り合った一日の様子をレポートします。

 

 

 

自分の言葉で語る、1年間の「探究」の軌跡

 

津和野高校の各教室で行われた発表会では、2年生が5月から約9ヶ月に渡りそれぞれ取り組んできた活動テーマに沿って、活動報告を行いました。

 

当日は、津和野高校の探究学習にご協力いただいている島根県立大学の先生を講評者としてお迎えしました。また、町内にある2つの中学校(津和野中学校と日原中学校)の2年生のみなさん、探究活動でお世話になった地域のみなさま、教育フォーラム関係者のみなさまなど、多くの方々にご参加いただきました。

 

自作のクイズを織り交ぜながら発表する場面も。

 

 

今回の発表の大きな特徴は、単なる活動実績の羅列ではなく、「活動を通して自分自身がどう変容したか」という内面の成長にも焦点が当てられていたことです。

 

 

高校生の発表では、

 

 「苦手なことに取り組む中で最初は上手くいかなかったけれど、活動を続けることでだんだんと楽しさに気づいた」

 

「やりたいことがわからなくても、いろんなイベントや行事に参加していく中でやりたいことが見えてきて、自分らしい活動ができた」

 

など、実体験に基づいたリアルな気づきがたくさん聞かれました。

 

 

発表はプレゼンテーション形式で行われ、参加者からの質問や感想に対し、自分の考えを自分の言葉で一生懸命に伝える2年生の姿が印象的でした。

 

真剣な表情がたくさん見られました。

 

 

 

新たな仲間とともに~地域の大人と創る「教育の未来」

 

発表会終了後は、高校生の発表内容を受け、津和野町教育フォーラムが開催されました。教育委員や公民館職員など、町内外から21名の「地域の大人」が参加しました。

 

フォーラムのテーマは、『地域の大人として、生徒の活動にどう寄り添い、活動を共に創っていけるか』でした。

 

 

発表を通して高校生の想いに触れた参加者からは、

 

「生徒が自分の成長を言葉にできるよう、伴走者として一緒に活動していきたい」

 

「学校の中だけでなく、町の中に小さな学びの場をたくさん作ることが大切だと感じた」

 

「高校生の熱意に、大人である自分たちも刺激を受けた。もっと対等に語り合える場を増やしたい」

 

といった前向きな声が多くあがりました。

 

 

活動を共に創る者として目線を合わせ、これからについて考える大人の姿が印象的でした。

 

 

 

「共創」の輪をさらに広げていくために

 

一人の「やってみたい」という想いから始まったプロジェクトが、新たな仲間を加え、やがて地域全体の大きな動きへと繋がっています。津和野高校と地域が、これからも手を取り合い、子どもたちの「学び」と「挑戦」を応援する輪を広げていくため、コーディネーターも共創のあり方を模索していきます。

 

ご参加いただいたみなさま、そしていつも生徒たちを温かく見守ってくださっている町民のみなさま、本当にありがとうございました。

 

この記事を書いた人
瀬戸里奈
教育魅力化コーディネーター
瀬戸里奈
生粋の東北育ちです。岩手県にある製造会社での事務員を経て、津和野へ移住しました。 事務員の傍ら、NPO法人が主催する小学生向けのイベントにスタッフとして参加。子どもたちが主体的に行動し変容していく姿と、その環境をまちの企業含めた大人たちが創っていく姿に感銘を受け、地域で行い可能性を広げる教育について考えるようになりました。 音楽が好きで、吹奏楽を6年間やっていました。インドア派でしたが、津和野は自転車で走りたくなる街並みで、いろいろな場所を開拓していきたいです。