ニュース

news

インターンシップ活動報告~立教大学3年生 松江侑奈さん

  • 内谷愛
  • 内谷愛

9月1日(月)から12日(金)までの12日間、立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科3年生の松江侑奈(まつえゆうな)さんが、津和野町でのインターンシップに参加してくれました。

 

私たちつわの学びみらいがインターン期間のプログラムをコーディネートさせていただき、津和野町が展開している”まち全体が学びの場”を体感していただきました。

 

松江さんの津和野町でのインターンシップ活動報告、ぜひご覧ください。

 

 

松江さんのインターンシップ活動報告

 

みなさん、こんにちは。立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科3年の松江 侑奈と申します!私は大学の授業の一環として9月1日から9月12日の12日間、津和野町にある(一財)つわの学びみらいでインターンシップをさせていただきました。

 

津和野町でのインターンシップを希望した理由は、自分の目で地域を見て、どんなニーズや課題があるのかを感じ取り、その地域の魅力を伝えられる力を身に付けたいと考えたからです。また、津和野町を調べた時に「まち全体が学びの場」というワードにとても惹かれたことも理由の一つです。さらに「教育魅力化プロジェクト」に興味をもち、その中でも津和野高校が推進している地域と学校をつないだ「探究学習」について、実際に自分で体感したいと感じたからです。

 

インターン中の沢山の活動の中で特に印象に残っているものを3つ取り上げたいと思います!

 

 

1.つわのホイスコーレでの活動

 

1つ目はつわのホイスコーレでの活動です。ここでは年齢の近い人たちが自分の「やりたいこと」や「好きなこと」について自由に、自分ごととして考える貴重な時間を体験しました。

 

つわのホイスコーレで出会った津和野高校の卒業生の方に、「哲学対話」というものを初めて教えてもらったときは、大きな衝撃を受けました。そして、それを実際に高校の総合的な探究の時間に、高校生自身が実践できる時間が設定されていることもとても素敵だなと感じました。

 

さらに、参加者のみなさんは、私と同じくらいの時間を生きてきたはずなのに、考え方や感じ方が本当に人それぞれで、みなさんの話や意見に多くの刺激を受けました。

 

つわのホイスコーレに参加したメンバーで夜ごはんの餃子づくり。とても美味しく作れました!

 

 

2.津和野高校生が企画したイベントへの参加

 

2つ目は、津和野高校の3年生が企画した左鐙地区でのイベントに参加させていただいたことです(このイベントが、企画した高校生と仲良くなるきっかけにもなりました)!

 

ここでも、地域とのつながりを強く感じることができました。そもそもこのイベントは、公民館の方と企画した高校生のつながりがあったからこそ実現したものです。

 

参加していた高校生の中には、初対面という地域の方もいましたが、その方々が鮎を釣ってきてくださったり、鮎飯をつくってくださったりして、本当に温かい交流が生まれていました。初対面とは思えないほど自然に会話をしていて、高校生たちの積極性を強く感じました。

 

鮎の塩焼きの準備をしました(初めて串を刺す体験をしました)!

 

 

また、プログラムには川遊びもあり、津和野町の大自然を存分に体感することができました。川遊びがこんなに身近にある津和野町に、とても大きな魅力を感じました。そして、高校生の企画力や実行力の高さを改めて実感しました。

 

高校生のみなさん、津和野町の魅力を教えてくれてありがとう!!お話もとっても楽しかったです!

 

高校生と一緒に日本一の清流を体感しました!

 

 

3.高校生との座談会の開催

 

3つ目は、つわの学びみらいの拠点である「みらい共創センターHAN-KOH」で開催した座談会です。私の話が高校生の役に立てばいいな!という思いで実施しましたが、逆に私自身が多くを考えさせられる学びのある会になりました。

 

話をする中で、大学進学を希望する3年生からは、強い決意や、将来に向けて自ら調べたり勉強したりする姿勢が伝わってきて、とても感動しました。また1年生からは、「大学とはどんな存在なのか」「今の自分は何を頑張るべきなのか」を考えようとする意志を感じ、心を打たれました。

 

そしてみんなが自分ごととして真剣に話を聞いてくれたことが、とても嬉しかったです。私自身にとっても、自分の将来を考え直す大切なきっかけになりました。高校生たちの強い思いが、私自身の未来へとつながったのだと思います。

 

座談会の様子。みんな沢山質問してくれました!

 

 

特に印象に残っていることを3つ挙げましたが、このほかにも様々なところに行き、沢山の人と出会う機会をいただきました。

 

中学校では自己紹介に加えて、松江さんへの質問タイムも。大学のことなどたくさん質問が出ていました!

 

 

 

津和野町は「”また帰りたい”を育む町」

 

12日間のインターンシップを通して、津和野町は「”また帰りたい”を育む町」だと感じました。

 

そして、地域の人や学生、自然や歴史など沢山の学ぶ資源が溢れているとても魅力的な町だと思いました。12日間の活動でしたが、1日1日がとても充実した忘れられないものになりました。

 

改めて今回のインターンシップを受け入れてくださり、また充実した活動計画から実行まで寄り添っていただきありがとうございました。

 

この経験を糧に将来と向き合い、自分自身と向き合って全力で学ぶ姿勢を大切にします!

 

津和野町の皆さん、お世話になりました。今度は観光客としてお邪魔させていただきます!

 

津和野町の「つ」ポーズでみんなで記念写真♪

 

 

松江さんにとって津和野町でのインターンシップが多くの出会いと刺激、そして学びの時間となり、私たちもとても嬉しく思います。

 

”また帰りたい”を育む町、津和野町にいつでも帰ってきてくださいね。

 

松江さんの新しい一歩を、これからも応援しています!

この記事を書いた人
内谷愛
広報
内谷愛
北海道から広島まで、日本各地で過ごした幼少期。民間企業勤務時に海外の文化に接して刺激を受け、約15か国を旅しました。もっと現地の人と関わりたくて、ワーホリでオーストラリアへ行ったり、ボランティアでアフリカへ。そこでの生活を通して、幸せや豊かさ、自分がどう生きたいのかを考えるようになりました。国際理解教育に携わり、団体・高校等でのコーディネーターを経験。キャンプと旅と音楽が好き。広報を通してみなさんとつながれたら嬉しいです。