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滝元枕瀬公民館にて日原小学校1年生と地域の高齢者の方との交流会が実施されました!

  • 内谷愛
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2024年6月7日(金)に、日原地区にある滝元枕瀬公民館にて、日原小学校1年生と地域の高齢者の方との交流会が行われました。

 

この交流会は、高齢者の方が笑顔で元気に暮らせるようにとのことで実施されている「さんさんサービス」という事業にて行われました。

 

枕瀬地区で実施しているさんさんサービスでは、枕瀬地域福祉会の平野会長を中心に、毎月遠足やゲーム、脳トレ等を実施しており、日原小学生との交流会は年に1回開催しています。

 

交流会には35名の高齢者の方が参加され、日原小学生5名との楽しい時間を過ごしました。

 

 

まずは小学生が歌を披露!かわいい歌声でみんな笑顔に。

 

交流会ではステージに上がった小学生より自己紹介があり、校歌などの歌を披露しました。

 

 

 

 

小学生が準備したクイズで交流がスタート

 

続いて小学生が準備していたのは「見つけたものクイズ」。

学校で見つけた自身の興味のあるものについて、子どもたちがヒントを出し、高齢者の方に当ててもらうというものです。

 

学校で見つけた「花瓶」のイラスト。きれいなお花も!

 

 

小学生がそれぞれ「見つけたもの」を絵に描いていて、正解後にはその絵を見せながら自分の感じたことなどを紹介していました。

 

はいっ!と元気よく手を挙げて答えてくれるおばあちゃん

 

 

意外と難しくて、なかなか当たらないものもあり、とても盛り上がっていました。

 

子どもたちが準備していたクイズの正解イラスト

 

 

グループごとに小学生と協力して行うゲームに挑戦!

 

最後は制限時間内に新聞を破ってその長さを競う「新聞ビリビリゲーム」を実施しました。このゲームも子どもたちが、おじいちゃんおばあちゃんのことを考えて、座ったままでも楽しめるゲームはなんだろう?と話し合って決めたとのことです。

 

子どもたちが高齢者の方と一緒にグループに分かれて実施しました。

 

チームで協力して新聞を破る!

 

 

 

「思わず夢中になってやっちゃった」

 

と嬉しそうに話してくれたおばあちゃん。

 

最後に一緒のチームになった小学生とハイタッチをする姿は、笑顔と笑い声に溢れていました。

 

一緒のチームになったおじいちゃんおばあちゃんとハイタッチ!

 

 

小学生も高齢者の方も、みんな笑顔。パワーをもらいました!

 

小学生からは、

「歌が難しかったけど、楽しかった」

「今日全部楽しかった!」

「おじいちゃん、おばあちゃんたちと交流できて嬉しかった」

「新聞ビリビリゲームでは負けたけど楽しかった」

等の感想がありました。

 

高齢者の方からは、

「子どもを見る機会がほとんどないし、触れ合うこともないので今日はとても楽しかった」

「みんなからパワーをもらって、元気になりました。本当にありがとう」

「5人だけじゃないみたいに賑やかで元気をもらいました。楽しかった」

「みんなかわいいし、とても楽しかった。また小学校の運動会も見に行きます!」

等の感想がありました。

 

 

 

日原小学校の松本校長先生からは、

「これまでは、教員が”教える””指示を出す”というスタイルが多かったが、今は”のびのび””自分で考えて動く”ことができる子どもを育てる教育に変わってきています。

 

学習発表会も、今年度からは見てもらうだけではなく、保護者の方や地域の方にも参加していただけるものに変えていきたいと考えています。

 

運動会や学習発表会などにもぜひお越しいただき、小学生と関わってもらえたら嬉しいです。

 

そして、今年度は特に”あいさつ”を大事にしていて、子どもも、教員も、地域の方もみんなが声を出し、あいさつをすることでみんなが笑顔になっていけるように取り組んでいます。ぜひご協力よろしくお願いします!」

とのお話がありました。

 

 

1年生の担任である大場先生からは、

「地域の方から子どもたちが愛されていることを強く感じた、とても温かい交流会でした。

 

1年生も、今日の交流会に向けて、おじいちゃんやおばあちゃんと活動するならどんなことが良いのかを考えて計画してきたので、楽しんでもらえたことに嬉しさを感じていたようです」

 

と、交流会の計画、準備からの子どもたちの成長をとても嬉しそうに話してくれました。

 

 

津和野町が推進している「0歳児からのひとづくりプログラム」における、”地域に関心を持つ””地域に関わる”というテーマに取り組んだ今回の交流会。

 

これらの活動を通して、子どもたちの「課題を見抜く力」「対話する力」「行動・創造する力」の育成にこれからもまち全体で取り組んでいきます。

この記事を書いた人
内谷愛
広報
内谷愛
北海道から広島まで、日本各地で過ごした幼少期。民間企業勤務時に海外の文化に接して刺激を受け、約15か国を旅しました。もっと現地の人と関わりたくて、ワーホリでオーストラリアへ行ったり、ボランティアでアフリカへ。そこでの生活を通して、幸せや豊かさ、自分がどう生きたいのかを考えるようになりました。国際理解教育に携わり、団体・高校等でのコーディネーターを経験。キャンプと旅と音楽が好き。広報を通してみなさんとつながれたら嬉しいです。