- 2023/07/18
日原中学校・津和野中学校にて地域の大人の方に、職業観についてお話いただきました
- 内谷愛
日原中学校にて「センパイトーク」を実施
6月19日(月)・30日(金)に、日原中学校にて「センパイトーク」が実施されました。
3年生の生徒を対象に、様々な職業観を伝える機会として、例年地域の方々にお話いただいています。
今年は農業実践者の方や福祉の専門家、日原天文台で働かれている方、福祉分野の事業展開もされている建設会社の方、瓦職人、月額制の多拠点居住サービス事業者の方など6名の方に講師になっていただき、仕事や職業にまつわるご自身のストーリーをお話いただきました。
参加した生徒の感想をいくつか紹介します。
・「働く」ということに対する考え方を知れて、とても自分にプラスになりました。
・何をするにも自分の意思が大事だということが学べました。あまり良くない状況に陥った時は、自分がやりたいと思ったら進み、思ったことができるようになりたいです。そのためには身近なところの努力からはじめて、いつか大きなことをやってみたいです。
・それぞれ違う職業だけれど、みなさん自分の仕事を楽しんでいたので、自分も、自分が楽しめる職業に就きたいと思いました。
・みなさん最終的に、自分の好きなこと、幸せだなと感じるような仕事についていることに気づきました。案外転職を何回もされている方も多くて、自分の経験を増やすという見方もあるんだなあと感じました。就職するまでにいろいろな事を学んで、できる仕事の幅を広げたいです。
津和野中学校では、職場体験の事前学習を実施
6月21日(水)に、津和野中学校にて、9月に実施予定の職場体験の事前学習を行いました。
地元企業の方に講師になっていただき、仕事への想いやご自身の体験談などお話いただきました。自由な人生を歩むためには、自分がどのような生き方をしたいのかなど、選択できることが大切ではないかというお話がありました。そしてそのためには何が必要なのか、ご自身の体験からの学びなども交えてお話くださり、大変興味深い内容でした。
参加した生徒の感想をいくつか紹介します。
・今回のお話を聞いて、大事だと思ったことは「お金の大切さ」です。お金があるから今の自分がいる。人生はお金によって左右されるのではないかと思いました。どこかに出かけるのも、何か買うときも、人に会いに行くときも、相手が来るときもお金がかかり、この世界はお金で回ってるんだなあと思いました。これから先の人生、お金の使い方を考えて、やりたいことがあるときは他のやりたいことを我慢するとか、工夫してお金と付き合っていきたいです。
・お話をきいて今、僕が心がけていることは、できるだけ多くの情報をインプットすることです。お金を持っていると、未来でできることが増えていき、自分が楽しめる時間を多くすることができるので、自分には関係ないと思わず、自分に何ができるかを頭におき、未だ見ぬ先のことをどう設計して、インプットした情報をどう活用していくか、広い視野をもって職業体験を頑張っていきたいです。
一般財団法人つわの学びみらいでは、このように学校と講師の方々とをつなぐことで、中学校の先生方と協働しています。
生徒のみなさんにとって、地域を知り、地域の大人の方の生き方や仕事について知ることが、自身の将来や津和野の未来を考えるきっかけになってくれたらと思っています。