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津和野町交流センター「ひまわり」の生徒とツワノセカイ部のメンバーが練り切りづくりに挑戦しました

  • 中村 祐美
  • 中村 祐美

2月5日(月)の放課後に、津和野町内のお菓子屋「峰月堂」さんにご協力いただき、町営英語塾HAN-KOH津和野教室で練り切りづくり体験を行いました。

 

津和野町交流センター「ひまわり」(以下ひまわり)には、県外から津和野高校に在籍している生徒が生活しており、今回はひまわりで生活している生徒から「練り切りってどうやって作るの?作ってみたい!」という話が出たのがきっかけで実施しました。

その生徒は、津和野のまちを歩く中で和菓子屋さんがたくさんあることに気づき、お店に並ぶ練り切りを何度も見るうちに、練り切りづくりに興味を持ったそうです。

 

教育魅力化コーディネーターに相談したところ、Instagramで日本や津和野の魅力を英語で発信する活動を行っている町営英語塾HAN-KOH「ツワノセカイ部」のメンバーも、練りきりという日本の芸術的な和菓子文化を発信したい!と意気投合。

ひまわりからは3名、ツワノセカイ部からは4名の生徒が参加して練り切り作り体験を行いました。

 

 

峰月堂さんによる実演

 

 

 

最初は定番の”菊”に挑戦。

 

熟練の職人の手の中でピンクのあんこがくるくる回ったかと思うと、あっという間に菊の形になり、その美しさに大興奮。

 

 

あっという間に美しい菊が出来上がりました!

 

 

「はい、じゃあやってみて」と言われて挑戦しますが、見るとやるとでは大違い。

 

 

「こう?」「こんな感じ?」お互いに見せ合いながら挑戦中

 

 

 

「こう?」「こうかな?」と隣同士で手の中を覗き込み合い、初めて使う道具に戸惑いながらも真剣にあんこと向き合っていました。

 

 

真剣にあんこと向き合う

 

 

 

3個目を作る頃にはなんとなく味のある形になってきて、生徒たちも練り切り作りの面白さを体感しているようでした。

 

 

模様ひとつ付けるのも難しい!

 

 

 

また、菊の葉っぱは箸で摘んで形づくったり、ハロウィンのかぼちゃを作るために道具を自作したりと、職人さんが創意工夫されている様子も見せていただきました。

 

キャラクターの練り切りをつくることもあるそうで、お客さまの要望に応えるために、やったことのないことにも日々挑戦しているという職人さんのお話は、参加した生徒たちの心に響くものがあったようです。

 

 

峰月堂さんが作られたキャラクター練り切り

 

 

生徒からは

「練り切りってこんな小さいのになんで高いんだろうと思ってたけど、やってみて難しさが分かったし、職人さんの技が詰まっているんだなとわかった」

 

「難しかったけど可愛いものが作れて嬉しかった」

 

「職人の技を身近で見られて勉強になった。なかなかできない貴重な体験ができて面白かった」

 

などの感想がありました。

 

峰月堂さん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました!

 

 

今回の練り切り体験をしての発信を、ツワノセカイ部がInstagramで発信しています。

こちらもぜひご覧ください。

◎ツワノセカイ部の高校生が、世界に向けて津和野の魅力を発信しているInstagramはこちら 

この記事を書いた人
中村 祐美
教育魅力化コーディネーター (寮生・下宿生担当)
中村 祐美
静岡県出身。児童養護施設に10年勤めた後、森のようちえん研修生、一時預かり専門託児所保育士を経て現職に流れ着きました。「山のこども園うしのしっぽ」の保育士とコミュニティナースもしていて、津和野の幼児〜老年期までを覗き見しています。ここ数年のテーマは、“お互いを尊重し合うこと” ”共感と対話のある生活“”やりたさと納得感”です。趣味は積ん読(つんどく)と、小川の水路を整えること。友達と「つわのホイスコーレ」を主催しています。