- 2024/02/29
津和野町交流センター「ひまわり」の生徒とツワノセカイ部のメンバーが練り切りづくりに挑戦しました
- 中村 祐美
2月5日(月)の放課後に、津和野町内のお菓子屋「峰月堂」さんにご協力いただき、町営英語塾HAN-KOH津和野教室で練り切りづくり体験を行いました。
津和野町交流センター「ひまわり」(以下ひまわり)には、県外から津和野高校に在籍している生徒が生活しており、今回はひまわりで生活している生徒から「練り切りってどうやって作るの?作ってみたい!」という話が出たのがきっかけで実施しました。
その生徒は、津和野のまちを歩く中で和菓子屋さんがたくさんあることに気づき、お店に並ぶ練り切りを何度も見るうちに、練り切りづくりに興味を持ったそうです。
教育魅力化コーディネーターに相談したところ、Instagramで日本や津和野の魅力を英語で発信する活動を行っている町営英語塾HAN-KOH「ツワノセカイ部」のメンバーも、練りきりという日本の芸術的な和菓子文化を発信したい!と意気投合。
ひまわりからは3名、ツワノセカイ部からは4名の生徒が参加して練り切り作り体験を行いました。
最初は定番の”菊”に挑戦。
熟練の職人の手の中でピンクのあんこがくるくる回ったかと思うと、あっという間に菊の形になり、その美しさに大興奮。
「はい、じゃあやってみて」と言われて挑戦しますが、見るとやるとでは大違い。
「こう?」「こうかな?」と隣同士で手の中を覗き込み合い、初めて使う道具に戸惑いながらも真剣にあんこと向き合っていました。
3個目を作る頃にはなんとなく味のある形になってきて、生徒たちも練り切り作りの面白さを体感しているようでした。
また、菊の葉っぱは箸で摘んで形づくったり、ハロウィンのかぼちゃを作るために道具を自作したりと、職人さんが創意工夫されている様子も見せていただきました。
キャラクターの練り切りをつくることもあるそうで、お客さまの要望に応えるために、やったことのないことにも日々挑戦しているという職人さんのお話は、参加した生徒たちの心に響くものがあったようです。
生徒からは
「練り切りってこんな小さいのになんで高いんだろうと思ってたけど、やってみて難しさが分かったし、職人さんの技が詰まっているんだなとわかった」
「難しかったけど可愛いものが作れて嬉しかった」
「職人の技を身近で見られて勉強になった。なかなかできない貴重な体験ができて面白かった」
などの感想がありました。
峰月堂さん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました!
今回の練り切り体験をしての発信を、ツワノセカイ部がInstagramで発信しています。
こちらもぜひご覧ください。
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