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財団職員インタビュー_vol.2_中山純平

  • 松川雅美
  • 松川雅美

財団職員の「いま」に迫る、財団職員インタビュー。

インターンである松川がそれぞれの現場での現在や、目指している未来について迫ります。

今回は町営塾HAN-KOH(以下、HAN-KOH)の主任である、中山純平さんにお話を伺いました。

 

  • はじめに、今取り組んでいることを教えてください。

 HAN-KOHでは主に高校数学や英語の授業、進路やプロジェクト活動に関する相談対応、受験期には総合型選抜や推薦型入試を受験する生徒の指導などをしています。それ以外では、津和野高校の総合的な探究の時間(以下、総探)の設計・運営に関わったり、中学校の英語の授業のTT(チーム・ティーチング)に参加したりしています。これらに付随して、学校の先生方とコミュニケーションを取ることも多いですね。

 

  • 日々の業務の中で、一番多くの時間を費やしていることは何ですか?

 

 生徒への個別対応です。進路、プロジェクト、勉強、日常生活、あらゆる種類の相談を受けるので・・・。コンスタントに10人くらいから相談を受けている状態ですし、じっくり時間をかけて臨まないといけない相談も多いので、最近では空き時間がないくらいに予定が詰まっている日がほとんどです。

 

  • 最近の動きを教えてください。

 総合型選抜や推薦型入試のシーズンなので、圧倒的に受験指導が忙しいですね。生徒の将来がかかっていることもあり、ついつい力が入りすぎてしまっているなと感じることもあります。(インタビュー当時)

 直近のスケジュールは、

 

13時から15時半(高校の授業が終わる時間)くらいまで

高校の先生やコーディネーターとコミュニケーションをとる時間。意見交換をしたり、生徒の情報共有をしたりします。中学校や高校で授業のサポートに入ることもあります。

 

15時半~20時くらいまで

生徒の個別対応をします。最近は総合型選抜や推薦型入試を受験する生徒の指導がほとんど。高校数学や中学生向けの体験型授業を実施する日もあります。

20時半から22時(閉塾)まで

塾に残る生徒も少なくなるので、自習している生徒の数学や理科の質問に対応したり、総探の延長で個人的にプロジェクトを進めている生徒の相談に乗ったりします。

こんな感じですね。

▲生徒の個別対応をする様子

 

  • 先生方やコーディネーターとコミュニケーションをとる時、意識していることはありますか?

 

 昨年度は意識的に高校へ足を運ぶようにしていましたが、今年度からは総探の設計に関わるようになったことで自然と足を運ぶ機会も増え、ほぼ全ての先生とコミュニケーションを取るようになりました。昨年度築いた関係性もあり、先生と顔を合わせたり話したりすることが当たり前になってきたのかなと感じますね。

 

  • 今後、中山さんがやっていきたいと思っていることや目指しているものはありますか?

 来てくれる生徒たちが、自分で成長を感じてもらえるような学びの場を提供していきたいなと思っています。津和野高校がスローガンとして掲げている「やってみたいを、やってみる」ことはもちろん、その過程での学びを通じて自身の変化にも気づいてもらえる、そんな環境をつくっていきたいです。

この記事を書いた人
松川雅美
教育魅力化コーディネーター (大学生インターン)
松川雅美
大阪で生まれ育ち、大学進学を機に島根に移住し4年目になります。大学では地域政策を専攻し、現在は地域全体で寛容性を高める手法について研究しています。津和野町では、昨年度は町営塾HAN-KOHのスタッフとして主に中高生の学びのサポートをしていました。現在はコーディネーターのインターンとして活動しています。大学での座学と津和野町というフィールドでの活動を両立できる環境に感謝しながら、少しでも皆さんのお役に立てるよう頑張ります。