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財団職員インタビュー_Vol.5_松田智

  • 松川雅美
  • 松川雅美

財団職員の「いま」に迫る職員インタビュー。

今回は町営塾HAN-KOH(以下、HAN-KOH)の講師である、松田智さんにお話を伺いました。

 

  • はじめに、今取り組んでいることを教えてください。

 普段は町営英語塾HAN-KOHで英語に関する講座の講師をしています。小学生から高校生まで、幅広い年代の子どもたちと関わっています。

小学生は放課後プログラムで、月1、2回イングリッシュレッスンをしています。楽しんで自然と学べるように、歌やゲームを中心としたレッスンです。

中学生は学校の英語の授業の復習を中心とした講座を開講しています。また、フォニックス(英語の音の勉強法)や、受験対策なども行います。

高校生は英単語、英検対策、英語ゲーム・クイズ、映画など様々な講座を展開しています。

 

  • 英語の講座をつくるときや実際に講座をする時に、意識していることはありますか?

小学生は英語と本格的に触れるはじめの段階なので、まず「楽しい」と感じてもらえるように心がけています。中学生の講座は基本復習なので、生徒が既に一度学んでいる内容を扱うことになります。そのためマンネリ化しないように、授業内容にユーモアを加えたり、学校でのテスト後の講座では気分転換に英語に関係するゲームをしたりしています。高校生の講座は自分自身が高校生とやってみたいと思ったものや、高校生のためになりそうなものを扱います。高校生の講座はいくつか選択肢を用意しているのですが、ある講座を毎年受講してくれる「リピーター」も数名いるのが嬉しいですね。英語に対する抵抗がなくなったり、英語を好きになってくれたりしているのかなと思います。

▲中学生の講座の様子

 

  • 最近の動きを教えてください。

 毎年恒例のハロウィンパーティーを行いました!このイベントは毎年生徒が企画し、準備を行っています。当日は、貞子や、野球選手、イーヨーや囚人などの仮装をした生徒や、ゾンビのメイクやカチューシャを付けた生徒が参加しました。ゲームは、オバケやお菓子をお題とした『ジェスチャーゲーム』と、チーム対抗『ハロウィン謎解き』をして盛り上がりました。また、たこ焼き器で作るベビーカステラも上手く焼けて、生徒も満足した様子でした♪

 

  • 今後、松田さんがやっていきたいと思っていることや目指しているものはありますか?

 自分が幼少期から海外で過ごした経験があり、外国の文化に対する見方が変わったり、英語が使えたことで学校や仕事といった選択肢の幅が広がったりすることを体験してきました。だからこそ津和野町の子どもたちには、より英語や外国、外国の文化に興味を持ってもらえるような取り組みをしていきたいと考えています。具体的には各学校へ行き、海外の国を紹介する出前授業をしたり、HAN-KOHへ通う生徒には外国人と触れ合う機会をもっと増やしたりしたいと思っています。そうした中で、外国に興味を持った生徒には世界へ羽ばたいて行ってもらいたいので、そのサポートができるように頑張りたいです。

 

この記事を書いた人
松川雅美
教育魅力化コーディネーター (大学生インターン)
松川雅美
大阪で生まれ育ち、大学進学を機に島根に移住し4年目になります。大学では地域政策を専攻し、現在は地域全体で寛容性を高める手法について研究しています。津和野町では、昨年度は町営塾HAN-KOHのスタッフとして主に中高生の学びのサポートをしていました。現在はコーディネーターのインターンとして活動しています。大学での座学と津和野町というフィールドでの活動を両立できる環境に感謝しながら、少しでも皆さんのお役に立てるよう頑張ります。