- 2025/05/21
ツワノセカイ部が外国人留学生と交流しました!
- 町営英語塾 HAN-KOH



4月6日(日)に、山口県内の高校に留学している外国人留学生と、山口県内在住の海外留学予定/経験のある高校生、そしてツワノセカイ部のメンバーで交流会を行いました。
今回交流した外国人留学生は、AFS日本協会山口支部で毎年海外から10か月滞在プログラムで受け入れている高校生です。山口県内でホームステイをしながら地域の高校に通学しています。
今回は2024年8月末に来日したオランダ、イタリア、タイ、ドイツ出身の留学生4名が参加してくれました。
津和野高校は、過去にAFSを通して留学生の受け入れや海外への送り出しをしていました。そのつながりもあり、この度ツワノセカイ部と留学生の交流会を実施することができました。
交流会には、外国人留学生4名、日本人の海外留学予定/経験のある高校生4名、ツワノセカイ部のメンバー7名が参加し、15名での賑やかな会となりました。
国紹介やゲームを通して交流
まずはHAN-KOH(みらい共創センター)にて、それぞれ英語で自己紹介を行い、4名の外国人留学生には母国の紹介もしてもらいました。各国の歴史や文化(食べ物・お祭り等)、スポーツについて話をしてもらい、ツワノセカイ部の生徒は、普段知ることのない他国のことを知ることができ、新たな知識を得ることができました。ユネスコ(UNESCO)による世界遺産の登録件数が世界一多い国がイタリア(60件/2025年現在)なのは驚きでした。






次に、ツワノセカイ部のメンバーが準備した『絵しりとり』と『テーマトーク』をグループに分かれて行いました。
『絵しりとり』では、描いた絵が何かを推測し、それを英語で表記した文字でしりとりを行うのですが、それぞれの描く絵には個性に加え、文化の違いも現れておりとても盛り上がっていました。
『テーマトーク』では、「趣味」「好きな音楽」「行ってみたい国」等について話し合いました。ツワノセカイ部のメンバーは自分の言葉、自分の英語でしっかりと話すことができていました。



ツワノセカイ部の生徒からは、
「テーマトークの時、思ったよりも自分が話せた。ツワノセカイ部でやってきたことが身に付いていて、驚いた」
「もう少し文と文を繋ぐ言葉が使えたら良かった」
「テーマについての話だけでなく、そこからいろいろな話ができた」
等の感想がありました。



各グループで趣味や好きな音楽など様々な話が展開していました♪
ツワノセカイ部メンバーによる英語ガイドでまち案内
交流後は、ツワノセカイ部メンバーによる英語ガイドで、津和野のまち案内を行いました。
まち案内では、太皷谷稲成神社、鷺舞広場、殿町通り、カトリック教会の4か所を訪れ、英語で説明をしました。
参加した外国人留学生からは、
「ツワノセカイ部による英語ガイドは分かりやすく、知らない文化が知れて面白かった」
との感想がありました。
ツワノセカイ部の生徒からは、
「活動で練習したフレーズをしっかり使うことができて嬉しかった」
「自分の言葉で話せたので良かった」
と、普段から外国人観光客の方に実施している活動でもあるのでスムーズにできた生徒がいた一方で、
「もっと大きな声で話せれば、もっと良かった」
と課題が見つかった生徒もいました。



同年代の外国人留学生だけでなく、これから留学したり、留学から帰ってきた日本人高校生との交流を通して、多くの知識や刺激を得ることができたように思います。
ツワノセカイ部メンバーの感想
「交流会を通して、他の国の文化を知ることができたし、英語も話すことができたので良い経験になった。またこのような機会があれば色々な外国の人と交流したい」
「普段は、年齢が近い留学生と関わる機会があまりないので良い機会だった」
「外国のことが知れたし、もっと英語を勉強しなければと思った」
「いくつか質問をしたかったが、どうやって質問をしたらいいのかを考えていて、時間が過ぎていった」
「緊張して、相手の目を見て話せなかったり、何を話したらいいかも出てこなかった。相手からの質問が分からなかったり、答えられなかったので、ネイティブの発音に慣れる必要があると感じた」
「色々な人と話すことができて、その方の出身国のことや気持ちなどを聞くことができてとても良かった」
「今回の交流会を通じて、自分の趣味を伝えたり、共通の趣味を見つけたり、相手のことについてたくさん知ることが出来た。今度はより上達した英語を使って円滑にコミュニケーションをとりたい」
外国人留学生の感想
「新しい人と出会い、新しい場所を発見し、新しいことを学べたので、いい経験になったし楽しかった」
「アクティビティがとても楽しかった。津和野の町はとても美しいと感じた」
「交流会はとてもよく企画されていて、楽しく過ごすことができた。ありがとう、ツワノセカイ部。また会いましょう!」
自分の言いたいことを英語で言えて、相手に通じた時の喜びや、逆に言いたいことが言えないもどかしさだったり、色々なことを感じたことが、新たなモチベーションに繋がることを期待しています。
今後もこのような機会を増やしていきたいと思います。