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ツワノセカイ部がイングリッシュ・イベントを開催しました 

  • みらい共創センターHAN-KOH
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7月23日(水)に、ツワノセカイ部の3年生が、3年間の活動の集大成として『ENGLISH EVENT』を企画・実施しました。

 

生徒が企画したイベントのねらいは大きく次の3点です。

①3年生部員の活動の集大成としてプロジェクトを自分たちで企画・開催する

②異文化体験を通して国際理解を深める

③町内外の中学生や高校生、地域の方や外国の方との交流を深める

 

 

当日は、ツワノセカイ部の部員9名、津和野中学生2名、益田東高校の英語部の生徒2名と益田東高校でALTをされているChilaさんの計14名が参加しました。

 

 

中高生がグループになり、英語ゲームでアイスブレイク

 

はじめにアイスブレイクとして、英語しりとりと英語テーマトークを中高生混合のグループに分かれて行いました。テーマトークでは英語で趣味や好きなアニメ、ゲームなどについて話をしました。

 

英語しりとりをする様子

 

テーマトークの様子

 

 

メキシコの代表料理「タコス」づくりに挑戦

 

昼食は異文化体験として、メキシコ料理のタコスを作りました。タコスは、メキシコを代表する料理で、メキシコでは日本のお米のような主食です。具材や食べ方に決まりはないため、多様なバリエーションが楽しめます。今回はタコミートとトルティーヤをグループに分かれて作りました。

 

普段あまり料理をしない生徒もいましたが、野菜を切ったり、炒めたり、トルティーヤの生地を練って作ったりと、はじめて作るメキシコ料理の過程をとても楽しんでいました。

完成した料理はとても美味しく、みんな大満足の様子でした。

 

生徒からは

「他国の食文化を体験できていい経験になった」

「他国の食べ物が食べれて嬉しかった」

等の感想がありました。

 

タコスの具材を切っている様子

 

完成したタコス

 

 

 

英語でスイカ割りやモルックを体験

 

午後は英語で指示をするスイカ割りや、外国のスポーツ体験としてフィンランド発祥のモルックをチームに分かれて行いました。

 

スイカ割りで割ったスイカを食べている様子

 

 

英語で指示や数字を言いながら行い、盛り上がっていました!

 

 

夕食はスパイスたっぷりのスリランカカレーづくり

 

夕食はスリランカのチキンカレー作りに挑戦しました。スリランカカレーはココナツミルクをベースにたくさんのスパイスを使うので、普段日本で食べているカレーとは違い、口あたりもサラサラしていて、生徒たちは味の違いに驚いているようでした。

 

料理をした生徒からは

「他国の料理が楽しめた」

「料理をするとき、手順通り作れず失敗したが、美味しかった」

などの感想がありました。

 

料理を通して中学生と高校生もどんどん打ち解けていきました

 

スリランカカレーも大好評でした

 

 

 

高校3年生の部員2名による英語スピーチ

 

夜はツワノセカイ部の3年生が、3年間の活動をまとめた英語スピーチを行いました。

 

スピーチでは、1年生の頃は英語があまり使えなかったが、今ではこのイベントの企画書を英語で書くことができたり、話すことや聞くことも入部当初より成長し、英検準1級に挑戦できるまでになったことなどを資料をほとんど見ずに、スラスラと話していました。

 

また英語でのまち案内や外国のスポーツ体験などの活動、北九州研修旅行での学び、後輩への励ましのメッセージなど、活動を通して得た学びや自身の成長・変化がよくまとめられていました。

 

 

英語でスピーチをしている様子

 

 

 

最後にみんなで英語で洋画鑑賞を行いました。英語のリスニング力が試されるものでしたが、高校3年生は概ね内容を理解できているようでした。中学生や高校1年生にはまだ少し難しかったようですが、今後の英語学習のモチベーションに繋がったのではないでしょうか。

 

イベント内の各プログラムで英語を使ったり、コミュニケーションをとる状況が多くあり、特に高校2・3年生は自分の言いたいことを英語で話せていました。

 

逆に高校1年生や中学生は単語が出てこなかったり、言いたいことが上手く言えない場面もありましたが、言葉以外のコミュニケーション方法も含めて伝えようとしている姿が印象的でした。

 

そして、先輩が英語を話す姿が刺激にもなったようです。

 

みんなで集合写真♪

 

 

イベント後のアンケートでは、

「コミュニケーションを通して様々な経験ができたので、人と関わることが楽しいということを学んだ」

「違う学校や学年の人と関わることができたのも新鮮で楽しかった」

「ツワノセカイ部に入った当初より話せるようになった」

「新しい単語を学ぶことができた」

「今後の活動でも人と積極的に関わっていきたい」

など、自身の成長を実感している感想が多くありました。

 

その一方で

「もう少し長い文で話せるようにしたい」

「使える単語やフレーズのレパートリーを増やす」

「日本語を使ってしまうことが多かった」

といったそれぞれの課題も見つかったようでした。

 

また、高校2年生の感想には

「3年生の姿を見て、それを越えられるように今回の課題や反省を今後の活動で意識しながら取り組みたい」

といったものもありました。

 

中学生の感想には

「高校生の英語を聞いて、長文などの構成がなんとなく分かった」

「このような活動にまた参加したい」

等、それぞれに気づきや学びのあるイベントとなりました。

 

英会話力に関しては、多くの参加者が課題に挙げていたので、今後も活動の中でも練習して、習得していきます。

 

英語を学ぶことで世界が広がり、世界中の人と話すことができたり、自分の視野や選択肢が広がります。将来的に世界や日本の国際系の大学に進学したり、津和野町の企業で英語力を活かした仕事に就いたり、進学・就職につながるように活動を発展させていきます。

そして今回のイベントを単発で終わらせず、参加者が津和野町と継続的に関われるような仕組みを検討していきたいと思います。

この記事を書いた人
みらい共創センターHAN-KOH
みらい共創センターHAN-KOH
津和野高校魅力化プロジェクトの一環として2014年に設立された町営英語塾HAN-KOHは、2025年より「みらい共創センターHAN-KOH」としてさらなる進化の時を迎えています。学習や留学、やりたいことのサポート等これまでの取り組みに加えて、多様な人と関わり、対話し、考え、行動することで新しい価値を生み出し、共に未来を創っていく”みらい共創”の拠点となることを目指します。