- 2026/03/18
卒業直前の津和野高校3年生~3年間の津和野町生活を振り返りました




- みらい共創センターHAN-KOH



2026年3月1日(日)、翌日卒業式を迎える津和野高校3年生5名が、津和野町で過ごした日々や力を入れて取り組んできた活動、進路選択等について語るトークセッションをみらい共創センターHAN-KOHにて行いました。
トークセッションには、地域の方々や後輩の津和野高校生など約10名が参加し、5名の高校3年生から、3年間の津和野生活について発表がありました。その後、5つのグループにわかれて座談会を実施しました。



5名の卒業生が語る、それぞれの「津和野生活」
今回のトークセッションで登壇した5名は、それぞれが「自分自身の問い」を大切に活動してきたメンバーです。
伝統を次世代へ:原田さん
実家の和菓子屋を継ぐ意識も持ちつつ、5年間途絶えていた地元の「灯籠流し」を地域の人を巻き込み、見事復活させました。活動を通じて「勝負ではなく、互いに触発し合える学び」の大切さを実感した彼は、大学に進学してさらに深く学んだ後、コーディネーターとして地域に関わり続ける未来を目標にしています。
境界を超えて活動する:山本さん
合唱部での活動を軸に、県境を越えた山口県阿東地区での音楽や対話イベントに挑戦しました。「ゴールを決めずに面白いことに飛び込む」姿勢を貫き、自身の活動を深く言語化することで、希望の進路も叶えました。
24名の人生に触れる:阿部さん
津和野町で暮らす24名の大人たちに深く話を聞くことを通して、一人ひとりの「普通」が異なることを知り、違いを尊重する大切さを学びました。この経験は、福祉の道へ進む阿部さんの「人を理解する力」の礎となっています。
地域の魅力を発見する「人巡りサイクリングツアー」:小俣さん
高校生ならではの視点で町の「人」を紹介するサイクリングツアーを企画し、全国規模のコンテストでも高い評価を受けました。活動で得た、地域とふれあい、活動していくスキルを基に、希望の進学先である観光まちづくり学部でも学びを続け、地方創生に関わりたいとのことです。
柿から始まった自己変革:三家本さん
中学時代から「とんぎり柿」に関わる活動を継続してきました。商品開発や地域課題に挑むなかで「人見知り」だった自分を克服することができたと語る姿が、とても堂々としていて印象的でした。進路について考え続ける中で、看護師という目標に向けて、これからも学ぶことを止めず、深めていきたいとのことです。



対話を通じて見えてきた、5名の共通点
5名が津和野生活を充実したものにできた背景には、地域のイベントや活動に飛び込んでみた、という「最初の一歩」を踏み出す勇気がありました。
地域社会との深い関わりの中で、単なる思い出作りにとどまらず、自分は何者で、何をしたいのか?という「自己との対話」を繰り返していました。それがそのまま自身の進路選択につながったという過程が、後輩たちの心にも深く響いたようです。



未来へつなぐ、学びのバトン
参加した高校生からは、
「大学進学の話など、実体験を深く聞けて、自分も考え始めないといけないと思った」
「3年間をどう過ごしたか、考え方やその背景、想いがとても良く分かった」
などの感想が寄せられました。



登壇した高校3年生は、
「話を真剣に聞いてもらえて嬉しかった。改めて進路先での目標が明確になった」
「発表することで改めて振り返りができ、経験したことの意味付けができた」
と話していました。
また、津和野町出身の2名の3年生から、
「これからも津和野町と関わり続けたい」
との言葉もあり、“タテでつながる学び“が実感できる場でした。それぞれが選んだ進路や得てきた学びが将来に活きることを願っています。
こうしたキャリアや津和野町での生活について考えを深めていく機会を、これからも提供していきます。


