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津和野高校「廃校危機からの脱出」10年間の軌跡をまとめた本が出版されました!

  • 内谷愛
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7月31日に、「廃校危機からの脱出~コーディネーターと歩んだ10年間の軌跡」という本が出版されました。

 

今から10年前、統廃合の危機にさらされていた津和野高校。

まち唯一の高校である津和野高校の廃校は、すなわちまちの未来を担う人材がいなくなることを意味していました。

 

そんな廃校寸前の津和野高校に配置された教育魅力化コーディネーターの軌跡を、学校、行政、そしてキーパーソンとなる様々なコーディネーター等の聞き取りによりまとめています。

 

廃校寸前の津和野高校に配置された最初の教育魅力化コーディネーターが、いったいどうやって学校特有の閉鎖的環境との闘い、公教育という壁との葛藤、地域おこし協力隊という時間制限など、さまざまな試練を乗り越えて、わずか2年で生徒数を増加に転じさせたのか?

 

さらにはこの10年間で津和野モデルと言っても過言ではない教育モデルを実現するに至った道のりや、弊財団の設立に至る経緯まで、学校や行政、地域住民、教育魅力化コーディネーター等さまざまな立場の関係者の視点でその時の想いや葛藤などが描かれています。

 

津和野町の未来へとつながる10年間の軌跡を、とても読みやすくまとめた1冊に仕上がっています。ぜひ多くの方に読んでいただけたらと思います。

 

「廃校危機からの脱出~コーディネーターと歩んだ10年間の軌跡」(幻冬舎 税込1,650円)は、全国書店やオンラインショップ等で絶賛販売中です!

この記事を書いた人
内谷愛
広報
内谷愛
北海道から広島まで、日本各地で過ごした幼少期。民間企業勤務時に海外の文化に接して刺激を受け、約15か国を旅しました。もっと現地の人と関わりたくて、ワーホリでオーストラリアへ行ったり、ボランティアでアフリカへ。そこでの生活を通して、幸せや豊かさ、自分がどう生きたいのかを考えるようになりました。国際理解教育に携わり、団体・高校等でのコーディネーターを経験。キャンプと旅と音楽が好き。広報を通してみなさんとつながれたら嬉しいです。