- 2025/11/10
職場体験学習活動報告~津和野中学校3年 三浦大志さん




- 藤岡篤司



津和野中学校3年生の総合的な学習の時間「職場体験学習」にて、10月8日(水)から10月10日(金)の3日間、中学生1名がつわの学びみらいの仕事を体験しました。
職場体験学習では、みらい共創コーディネーターの業務に同行し、学校教育の現場や公民館等を訪れ、先生方や公民館の方、地域の方と一緒にまちの魅力を創っていく様子を知ることができました。
三浦さんの職場体験学習の活動報告、ぜひご覧ください。
職場体験学習とは
職場体験学習は、「働くこと」を体験し、自分の生き方や働き方を考えることを目的に実施されています。
そして今年度は、これまでの学習内容に加えて「ふるさとを知り、地域の魅力と課題を学ぶ」ことにも挑戦しています。
津和野中学校及び日原中学校の3年生が、町内の飲食店や医療・福祉施設の現場、津和野町議会議員の活動見学をはじめ、幼児教育コーディネーターや津和野町芸術士®、私たちつわの学びみらいの取り組みといった、津和野町ならではの仕事を体験しました。
職場体験学習の活動報告
みなさん、こんにちは。
津和野中学校3年の三浦大志です!
僕は「職場体験学習」の授業で10月8日(水)から10月10日(金)の3日間、(一財)つわの学びみらい‘でお仕事を体験させていただきました。
僕がつわの学びみらいでのお仕事を選んだ理由は、中学1年生の時にHAN-KOHに通っており、何人か知っている職員の人がいて「ここなら頑張れそうだな」と感じたからです!
つわの学びみらいでの3日間の様子を紹介します!
1日目
僕は、みらい共創コーディネーターさんと一緒に、つわの学びみらいの仕事を見学しました。
日原地区を訪れて、職場体験学習をしている生徒の様子を見に、議会や学校などをめぐりました。



公民館ではお菓子をもらったり、たくさんの方に親切にしていただき、嬉しく思いました。
さらに、HAN-KOHで津和野高校の探究についての会議に参加し、その後、津和野町芸術士®の方にインタビューをしました。



2日目
2日目は小川公民館を訪問し、公民館の方とお話をしました。
僕は公民館とはどういう場所かが全然わからなかったので緊張しましたが、いつでも来れるオープンスペースのような感じだと思いました。
普段友達と話すことが多いので地域の人と会話するこのような機会はとても素敵だなと感じました。



その後、左鐙小学校や公民館を見学させてもらいました。
学校に通っていない子どもたちのためにフリースペースを作っていて、思いやりがある人たちだと思いました。



最後に、1日目にも見学した津和野中学校2年生の総合的な学習の時間「農林業体験」のまとめの時間に参加させてもらいました。
農林業を体験する機会は滅多にないので、農林業に従事している方々のお話はとても貴重でした。都会から津和野町に移住した人のお話しを聞き、改めて津和野町の自然豊かなまちの魅力を感じました。
3日目 職場体験を通して学んだこと
津和野町は年々子どもの人口が減っていて、このまま減り続けてしまうと高校が廃校になり、津和野町がなくなってしまう可能性があります。
僕はこの3日間の貴重な体験を通して、つわの学びみらいは、たくさんの町内の人や町外の人たちに津和野町の魅力を伝えるため、地域の方や議員の方、教育委員会の方と協力していることを知ることができました。
この貴重な体験から、僕はもっと津和野町の魅力を伝えるには、つわの学びみらいの方々や
それに関係している仕事の方々だけでなく、津和野町民全員が、今津和野町で起きている状況を知るべきだと思います。
今回、僕が津和野町で知らなかったことを知れたのはとても大切なことだと思うので、
僕が友達に伝えて少しでも力になれたらと思いました!
この考えを持てたのは、つわの学びみらいの方々と、職場体験学習の事前授業から寄り添ってくれた先生方のおかげです。ありがとうございました!
この経験は、自分自身の津和野町での暮らしや、進路・職業の選択、これからの将来に向けて考えるきっかけになりました。
つわの学びみらいの皆さん、3日間お世話になりました!
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職場体験学習で関わった多くの方との出会いや、新しい体験が、三浦さんにとって学びの時間となり、これからの将来に向けて考えるきっかけとなったようで、私たちもとても嬉しく思います。
三浦さんの新たな挑戦を、これからも応援しています!



