小学生に野球の楽しさを届けたい!~津和野高校生が野球教室を開催しました




- 宅野晃裕



高校生の探究活動から生まれた野球教室
10月1日(木)、津和野高校野球部の3年生2名が、津和野小学校の放課後子ども教室「ワクワク広場」で野球教室を開催しました。
今回の野球教室は、津和野高校の「総合的な探究の時間」の授業で取り組んでいる活動の一環として行われました。
「自分たちの好きなことやこれまでの経験を生かして、地域の子どもたちに何かできないだろうか?」
2人の高校生の、そんな思いから始まりました。
自分が楽しかった経験を、今の小学生にも味わってほしい
今回、野球教室を企画したきっかけの一つは、高校生自身が小学生の頃に参加した野球教室の思い出でした。
「当時、野球教室に参加して楽しかった経験があったからこそ、今度は自分たちが小学生に野球の楽しさを伝える側になりたい。野球を知らない子や、これまで野球に触れる機会がなかった子にも、野球のおもしろさを知ってもらいたい。そして、今回の体験が野球を始めるきっかけになったら嬉しい」
そんな思いを込めて、今回の企画を考えたとのことです。



企画の実現に向けて、地域の方に協力していただきながら準備を進めました。自分たちのアイデアを考えるだけでなく、実社会の中で形にしていくことも、探究活動の大切な学びの一つです。



笑顔と笑い声が広がった野球教室
当日は15名以上の小学生が参加し、野球のルールや用語を学びながら、元気に体を動かしました。
野球の技術を教えるだけではなく、まずは野球のおもしろさを知ってもらい、子どもたちが「やってみたい!」「もっとやりたい!」と思えるようにゲームを取り入れるなど、随所で工夫がみられました。



会場には笑顔があふれ、子どもたちと高校生が一緒になって野球を楽しむ時間となりました。



企画した高校生は、活動を振り返り、
「小学生の頃に参加した野球教室がとても楽しかったので、今の小学生にもその楽しさを味わってほしいと思った。子どもたちから『楽しかった』と言ってもらえて、企画してよかった」
と話していました。
自分たちが伝えたかった野球の楽しさが子どもたちにしっかりと届いたという実感が、企画を実現させた大きな喜びにつながっています。
地域での経験が、自分の将来にもつながる
今回の活動は、小学生に野球の楽しさを届けるだけでなく、高校生自身にとっても、自分の思いを形にして子どもたちと関わる貴重な学びの機会となりました。
特に、小学校の教員を目指している生徒にとっては、子どもたちの笑顔や素直な反応に直接触れることで、子どもと関わる楽しさややりがいを肌で感じる経験になったようです。
自分の好きなことやこれまでの経験を地域のために生かし、誰かの喜びにつなげた今回の野球教室は、高校生が自身の可能性や将来について深く考えるきっかけにもなりました。



高校生の「やってみたい」という思いが、地域の方々の協力によって形となり、小学生の新たな体験や世代を超えた交流につながりました。
これからも、高校生一人ひとりの興味や思いを大切にしながら、多世代が学び合える機会を地域の方と協力してつくっていきます。



