ニュース

news

津中&日中の3年生が、町内の32事業所にて職場体験を行いました

  • 舟山喬子
  • 舟山喬子

9月20~22日の3日間、津和野中学校及び日原中学校の3年生が、町内の32事業所にて職場体験を実施しました。

 

働くおとなと対話し、仕事への想いに触れることで、働くことの意味ややりがいを学ぶこと、そして体験を通して自己理解を深め、将来どんな生き方をしたいのかを考える機会とすることを目的として行いました。

 

津和野中学校では、6月21日(水)に今回の職場体験の事前学習を行っています。

その時の様子はこちらの記事「日原中学校・津和野中学校にて地域の大人の方に、職業観についてお話いただきました」をご覧ください。

 

 

職場体験をさせていただいた事業所は、町内の保育園や和菓子屋さんなどさまざまです。

 

【津和野中学生】

保育園で絵本の読み聞かせ

 

 

車検なども行う車屋さんで整備体験

 

 

【日原中学生】

コールセンターで動画の編集にも挑戦

 

道の駅シルクウェイにちはらで接客体験

 

   

つわの学びみらいにも、1日だけではありますが津和野中学生が1名職場体験に来てくれました。

パソコンやデザインアプリを使って広報業務を体験し、チラシの作成にも挑戦してくれました。

 

また、様々な背景をもつ職員と話をする中で、生き方そのものや、そんな高校生活もあるんだ!という多くの驚きや気づきもあったようで、あっという間に時間が過ぎ、とても楽しかったと言ってくれました。

 

私たちも、活動の目的や想いなどを言葉にして伝えることを通して、自身の仕事を客観的に捉えたり、初心を思い出すきっかけになりました。また中学生と向き合い、じっくり話すこと自体がとても貴重な機会だったように思います。

 

 

 

参加した生徒の感想をいくつか紹介します。

 

【津和野中学生】

・職場体験学習の中で学んだことは、「物の大切さ」と「人への配慮」です。「人への配慮」では、僕が入った時に笑顔で案内や説明をしてくださり、とても嬉しかったです。また、お客様が来られた時に笑顔で優しく丁寧に接していて、お客様もなんのストレスも感じることなく館内を観覧していました。そういった配慮をすることで、人を大切にできたり、人から良い印象を持ってもらえるということを学びました。

 

・地道な作業で大変でしたが、終わった後の達成感や誰かの役に立つ喜びを実感しました。

 

・町の観光は、まだまだ町民全体が迎えるような雰囲気ではありません。だから今後の学校生活に生かしていきたい事として、僕たち中学生も観光に来られた方々に対して楽しんでいただけるように、郷土のこと、地域の歴史など色々と知識を身につけて、伝えていくことができるように過ごしていきたいです。

 

【日原中学生】

・はじめは緊張してとても不安だったけど先生方がとても優しく楽しくできました。職場体験でいろいろなことを知れてよかったです!

 

・1日目はどんな感じなのかなあと気になっていたけれど実際に行ってみると明るい場所でとても居心地がよかったです。主に園児と関わったけど慣れてくると会話をしてくれて接しやすかったです。2日目と3日目も行ったら笑顔で「やっほー!」とか言ってくれて嬉しかった。優しく接してくれてとても楽しかった。

 

・普段何気なく聞いていた「いらっしゃいませ」なども、意外と声をはらないとお客さんに聞こえなかったりして、お菓子をつくるという細かい作業があって集中しないといけないけど、テキパキハキハキしていた店長さん、職場の方々はとてもかっこいいなと思いました。

 

この記事を書いた人
舟山喬子
教育魅力化コーディネーター (高校担当)
舟山喬子
「“ひと一人一人に大切な物語があること”が大切にされる世界をつくりたい」と願っています。誰かと言葉や想いで通じ合えた時、じんと深い喜びを感じます。おうちで楽しむコーヒーと庭を愛してやみません。通信制高校・単位制高校・バカロレア校での教員を経験したのち、津和野へたどり着きました。得意技は、冷蔵庫の余りものごはん作り。苦手なことは、携帯を携帯すること。