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こんなメンバーが働いています!中高コーディネーター座談会を開催しました

  • 内谷愛
  • 内谷愛

現在、つわの学びみらいには教育魅力化コーディネーター6名、町営英語塾HAN-KOH講師3名が所属しています。

 

・つわの学びみらいのメンバー紹介はこちら

 

 

つわの学びみらいで働くメンバーの約8割が移住者ということもあり、さまざまな背景・経験・想いを持つメンバーが集まっています。

 

今回は、おもに中学生や高校生と関わるメンバーで座談会を開催し、津和野の教育に関わることになったきっかけや仕事のやりがい、津和野での生活などについてざっくばらんに話しました。

 

つわの学びみらいってどんな人が働いているの?と気になっている方、

津和野の教育に興味・関心のある方や、ともに取り組んでみようかなと迷っている方、

ぜひご覧ください。

 

 

 

座談会参加メンバー

・中学・高校担当コーディネーター:舟山(津和野在住4年目)

・高校担当コーディネーター:木村(津和野在住7年目)

・高校担当コーディネーター:中山(津和野勤務3年目/浜田市在住)

・高校担当コーディネーター(地域おこし協力隊/津和野在住2年目):中村

・町営英語塾HAN-KOH講師:松田(津和野在住8年目)

・町営英語塾HAN-KOH講師:末田(津和野在住4年目)

 

 

津和野町に来たきっかけや、この仕事に就いたきっかけは?

 

舟山:

ここに来る前は福岡で高校教員として働いていました。高校生と接する中で、学校の中だけじゃなく、もっと実社会と関わることが大切なんじゃないかと思うようになって。そんな時にたまたま当時の津和野高校のコーディネーターに会い、一度見に行ってみようと思って視察ツアーに参加したのがきっかけです。

 

実際に視察に来てみると、良い意味でいろいろなことがかっちり決まっているわけではなかった笑。私が興味を持っていたのは先生と生徒の想いを繋げることや、そこに地域の資源(ヒト・モノ・コト)をどう繋げるかということだったので、かっちりしていないからこそ、そのあたりに取り組めそうだなと思いました。

 

末田:

僕も舟山さんと同じ視察ツアーに参加していました。当時勤めていた職場の人から津和野高校の視察ツアーのことを聞いて、面白そうだなっていう軽いノリでした笑。

 

ツアーで町営英語塾HAN-KOHの人と話した時とても感じが良くて。以前学習塾に勤めていた時の塾のイメージで来たけど、ここは自由度がかなり高いと感じました。

 

暮らし面では、とにかくのどかなところがいいなって思います。山登りやキャンプ、サイクリングなどが好きなので、そういうことができる環境も良かった。車を持ってないと移動は少し大変かもしれないけど、それ以外で不便することはほとんどないと思います。

 

観光協会のツアーで津和野のまちをガイドサイクリング

 

 

木村:

みなさん気づいていないと思って黙っていましたが、舟山さんや末田さんが参加していたツアーに、実は地域住民の立場で参加していました笑。

 

もともと環境問題に関心があったので、自然の中で子育てできたらなあと思って津和野に来ました。津和野は大自然!というより身近なところに川や山などがあり、コンパクトにギュッとなっているのがいいなと。

 

移住当時は地域おこし協力隊として養蚕、冬虫夏草の培養(生産)や研究に取り組む傍ら、町営英語塾HAN-KOHで中高生に勉強を教えるアルバイトをしていました。

もともと学習塾で中高生と関わっていたことがあり、その時の楽しさをHAN-KOHでのアルバイトで思い出しました。一時期教員を目指したこともありましたが、教育に関われる機会はもうないと思っていた中で、ここなら関われるんだと知れたのが大きかった。

 

視察ツアー参加者と交流した時も、メンバーの雰囲気が楽しそうだったのが印象的だったから、その後、地域おこし協力隊の任期(3年間)が満了した時に、高校コーディネーターとして関わってみたいと思いました。

 

松田:

都会で暮らしていたこともあり、自然の中で子どもを育てたい気持ちが強く、田舎暮らしがしたくて来ました。全国どこでも良かったんだけど、たまたま津和野に縁があって、一度見に訪れた時に、住みたいと思う空き家に出会い移住を決めました。すぐに買えるくらいの値段の家があるのもすごいなって笑。

 

英語は話せるけど教えた経験はなかったから、町営英語塾HAN-KOHという「塾」で教えるつもりはありませんでした。だけど地域の人からHAN-KOHの話を聞いたことがきっかけで働いてみたら、講座なども自分で企画できるしとても自由度が高かった。

 

暑い日は近所の川で子どもと水遊び!

 

 

中山:

もともと高校で物理の教員をしていました。その時、教育がもっと自由にできたらいいのになあと思っていたんです。そんな時、津和野高校のトークフォークダンスに参加する機会があり、高校関係者やコーディネーターと話す中で雰囲気の良さを感じました。

 

特に、いろいろな取り組みをコーディネーター主導ではなく、教員とコーディネーターがタッグを組んでやっている感じがとてもいいなと。

 

現在、家庭の事情もあり浜田市在住で片道約1時間かけて通っていますが、島根県西部の手作り感みたいな雰囲気もとても気に入っています。例えば都会だとお金を出して誰かが作ったものを提供してもらうものが多いけど、こちらでは自分たちで何か企画して楽しむことが多くて、自分たちで作っていく感覚が好きだなぁって思っています。

 

休日は息子と津和野の桜並木を散歩

 

 

中村:

児童養護施設に勤務していた時から、子どもの育ちや学びにとても興味がありました。学校教育のあり方に疑問を感じていたこともあり、津和野のコーディネーターと話す機会があって、津和野町の教育に興味を持ったのがきっかけです。

 

人はみんな何かの先生だと思っているから、得意なことや好きなことを語れると思うんですよね。津和野町にはそういう人がいっぱいいると思う。何かをやりたい・知りたい人と、それができる人など、誰かと誰かをマッチングできたときに、すごくワクワクするし楽しいなって思います。

 

生徒とは、話をする中でその生徒の内なるニーズに出会えた時や、心が動く瞬間に立ち会えた時、よしきた!と思う笑。「想いを叶える」ということを一緒にできるのが嬉しいなって。

 

 

 

生活や仕事でとまどったこと、いいなと思うことは?

 

木村:

仕事では、最初はテンポの速さについていくのが大変で、別世界に来たような感じでした。とにかく熱量のある職場だなと。

 

舟山:

コーディネーターとして2年間働いたタイミングで産休育休を取得したんだけど、特に育休期間はコーディネーターの時に関わった人たちにすごく支えられました。

 

小さいまちなので仕事とプライベートを完全に切り離すことは不可能で、そのことに最初はとまどったけど、今はそれが心地良く感じています。

 

津和野駅前を子どもとお散歩。まちのひとがたくさん声をかけてくれます

 

 

中山:

特にコーディネーターは、津和野町に住んでいたら生活をそのまま仕事にも活かせる事が増えると思います。良い意味で公私混同というか、生活と仕事が完全に切り離せない、混在しているような仕事だなって。

 

中村:

兼業も可能なので、町内の保育園で保育士もしているし、コミュニティナースとしても働いています。そこでのつながりもまたそれぞれの業務に活かせるし、自分の得意なことを仕事にも活かせると思います。松田さんは料理や英語、舟山さんはヨガ、末田さんはギターの弾き語りとかできるし、それを活かした活動もしているよね。

 

グラウンドゴルフで地域の人とつながるきっかけづくり

 

 

松田:

自分で事業をやっているコーディネーターもいるし、自身も地域のおとなに英語を教えています。勤務時間に幅があるのでそういった働き方が可能なところもいいなって。

 

木村:

仕事でもプライベートでも、何かやろうと思えばできる余白があるところがいいなと思います。

 

日原天文台でのイベント準備。高校生に混じって小学生の息子も参加

 

 

 

こんな人がコーディネーター(つわの学びみらい)に向いている!?

 

中村:

いろんな人と関わるから協調性のある人、元気な人、これがやりたい!がある人、自然を楽しめる人、今ここにあるもので楽しめる人!

 

松田:

順応力がある人。とくに町営英語塾HAN-KOHは生徒相手の活動がメインだから柔軟さも大切かなって思います。いかに生徒を楽しませる授業ができるか、そしてその楽しさを学びへどう繋げるかを考えて講座を企画しています。

 

中山:

いろんな人と会話のキャッチボールができる人、自分の想いだけでなく、相手の意見を尊重でき、引き出しながら折り合いをつけられる力が大事だと思っています。

 

木村:

コーディネーターの仕事の多くはいろいろな人との調整だと思うので、相手の想いを引き出しつつ、自分たちのやりたいことも伝え、そのバランスをとりながらさまざまな取り組みを進めていくことが求められるのかなと思います。

 

座談会はとても和やかな雰囲気

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

つわの学びみらいで働くメンバーの想いや雰囲気が少しでも伝わっていれば嬉しいです。

 

もっと知りたい!メンバーと話してみたい!と少しでも思った方は、ぜひ一度つわの学びみらいまでお越しくださいね。

 

 

 

〇教育魅力化コーディネーター(1名)・地域おこし協力隊(1名)募集中です!

 

詳しくは下記リンクをご覧ください。

 

・教育魅力化コーディネーター/地域おこし協力隊の募集要項はこちら 

 

 

 

この記事を書いた人
内谷愛
広報
内谷愛
北海道から広島まで、日本各地で過ごした幼少期。民間企業勤務時に海外の文化に接して刺激を受け、約15か国を旅しました。もっと現地の人と関わりたくて、ワーホリでオーストラリアへ行ったり、ボランティアでアフリカへ。そこでの生活を通して、幸せや豊かさ、自分がどう生きたいのかを考えるようになりました。国際理解教育に携わり、団体・高校等でのコーディネーターを経験。キャンプと旅と音楽が好き。広報を通してみなさんとつながれたら嬉しいです。