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津和野中学2年生と津和野高校生が語る「中高ツワトーク」を行いました!

  • 舟山喬子
  • 舟山喬子

3月5日(火)に、津和野高校1~3年生の有志21名が津和野中学校を訪れて、中学2年生18名と対話する「中高ツワトーク」を行いました。

 

 

ツワトークの目的は、自分自身について考え、より豊かに生きること

 

津和野中学校では2年生の時におとなとの対話、そして高校生との対話の機会を設けています。3年生の時にも再びおとなとの対話、そして小学6年生との対話の機会を設けており、さまざまな年代の人と1対1でじっくり話すことを大切にしています。

 

これらの対話を通して、コミュニケーション力を高めることはもちろん、多様な考え方や視点、生き方に接することで自分自身について考え、より豊かに生きることを目的としています。

 

今回実施した中高ツワトークは、中学生にとっては高校生活をイメージし、卒業後が楽しみになるような場になること、高校生にとっては自身の振り返りやコミュニケーション力向上の機会になることを期待しています。

 

 

 

対話を通して「怖い」「不安」という高校のイメージが、「安心」「楽しみ」に変化。

 

中学生と高校生が1対1のペアになり、まずは高校生が10分間、中学生に高校について紹介しました。

 

対話のテーマは

「中学校と高校の違い」

「高校生活の楽しいところ」

「高校で自分が一番頑張ったこと、印象に残っていること」

「中学時代の自分に今、伝えたいこと」

「自分流勉強方法」

「進路選択のときに考えていたこと、アドバイス」

 

など。

 

その後、中学生からの問いに高校生が答える形で対話は進んでいきました。

 

 

 

 

 

参加した中学生の声を紹介します。

 

「思っていたよりずっと話しやすかったです。高校生は少し怖いイメージだったけど、すごく優しくて安心しました。高校について、上級学校調べではわからなかったこともたくさん知ることができました。

高校生活では大変なこともたくさんあるけど、楽しいこともたくさんあると聞いて、高校に行くのが楽しみになりました。」

 

 

「進路選択について考えるとても良いきっかけになったと思うし、普段話すことがない高校生と話すことができてよかったです。

進路選択をするときは『自分が行きたい・学びたい・自分に合った雰囲気の学校』を選ぶのがオススメと言われたので、選択するときはこの3つを考えて高校を選びたいと思います。」

 

 

「津和野高校には個性的な人がいっぱいいてみんな優しいんだなと思いました。

自分は高校はちょっと怖くて、これまでは不安しかなかったけど、話を聞いてみると厳しいこともあるけど楽しいことの方がいっぱいあることを知り、高校への不安が少なくなっていきました。このことを思い出して、来年は受験に向けて頑張りたいなと思います。」

 

 

「今自分は何ができるのか、何をしたら良いのかなどのアドバイスをいただき、受験に向けて何をすべきか自分で考えることができたのでよかったです。

今までは高校生活を全然イメージできなかったけど、少しイメージができるようになりました。」

 

 

 

 

 

高校生にとっては自身の高校生活を振り返り、言葉にすることで見つめ直す機会に。

 

また、参加した高校生の声はこちらです。

 

「伝えたいことをしっかりと伝えられて達成感があったし、中学生ならではの質問もあり、答えていてとても楽しかったです。

この機会を通して、自分も津和野高校の魅力を改めて知ることができたので、とても貴重な経験になりました。」

 

 

「自分が中学生の時、高校生活に対してイメージが湧かなかったり不安があったりしたから、私が中学生だとしたらツワトークのような機会があってほしいです。自分自身も良い経験になりました。」

 

 

「中学生にとっては高校進学についての不安を和らげイメージをふくらませる良い機会となり、高校生にとっては自分を見つめ直す良い機会になると思います。」

 

 

 

 

 

中高ツワトークを来年度以降も続けた方がいいと思いますか?という問いに対して、参加した中高生全員が「とてもそう思う」「そう思う」と答えてくれました。

 

中学生と高校生それぞれにとっての学びの機会を、これからも学校と連携しながら先生方とともに創っていきたいと思います。

この記事を書いた人
舟山喬子
教育魅力化コーディネーター (高校担当)
舟山喬子
「“ひと一人一人に大切な物語があること”が大切にされる世界をつくりたい」と願っています。誰かと言葉や想いで通じ合えた時、じんと深い喜びを感じます。おうちで楽しむコーヒーと庭を愛してやみません。通信制高校・単位制高校・バカロレア校での教員を経験したのち、津和野へたどり着きました。得意技は、冷蔵庫の余りものごはん作り。苦手なことは、携帯を携帯すること。