津和野の魅力を再発見~津和野町観光協会スタッフとまち歩きを実施しました!




- 宅野晃裕



「津和野って、一体どんなまちなんだろう?」
「休みの日は、どこへ行けばいいのかな?」
そんな疑問や期待を胸に抱く生徒たちのために、津和野町観光協会とつわの学びみらいが共同で「まち歩きツアー」を開催しました。このイベントは、地域の歴史や文化を知り、地元の方々とつながるきっかけをつくることを目的に行いました。
津和野高校は、全校生徒の約3分の1が島根県外から進学しているという大きな特徴があります。特に町外からやってきたばかりの新1年生の中には、ふだんの生活が「学校」「寮」「駅」の往復だけになってしまい、津和野のまちをゆっくり歩く機会がなかなか作れない生徒も少なくありません。
そこで今回は、生徒たちに一歩まちへ踏み出してもらうべく、2回に分けてツアーを実施し、それぞれ異なるテーマで、津和野町の奥深い魅力を体感してもらいました。
第1回:ツワノセカイ部と合同開催~英語を通して津和野のまちを見つめ直す~



1回目は、4/27(月)にみらい共創センターHAN-KOHのクラブ活動である「ツワノセカイ部」と合同で開催しました。当日は6名が参加(うち3名は新入生)し、津和野町観光協会のスタッフでありHAN-KOHのスタッフでもある島田祥智さん(愛称しまもん)が案内役を担当しました。



島田さんは、津和野町の歴史や文化、観光スポット等について、英語も交えながら紹介してくださいました。本町通りや殿町周辺を歩きながら、観光案内の看板や店舗の看板などの英語表記も確認し、
「この英語表記で海外の人に伝わっているのかな?」
「もっと分かりやすい表現があるかもしれない」
など、いつもと少し違う視点で津和野のまちを見る機会にもなりました。
また、ツワノセカイ部の生徒たちは島田さんから聞いた話を、実際に英語で説明することにも挑戦しました。実践的な英語コミュニケーションの場となり、「英語を勉強する」だけでなく、「地域を伝えるために英語を使う」経験につながりました。



参加した生徒からは、
「いつも見ている景色でも、英語の視点で見ると全然違って見えた」
「海外の人に津和野を紹介するのは難しい。表現の仕方でわかりやすく解説できるかもしれない」
という感想も聞かれました。
第2回:地域のお店を巡るまち歩き
2回目は、5月16日(土)に開催し、2名の新入生が参加しました。
本町通りや殿町周辺を中心に、和菓子店、カフェ、酒造などを巡り、それぞれのお店で地域の方からお話を聞きながら交流しました。
各お店では、お茶や源氏巻の試食なども用意していただき、生徒たちは津和野ならではの味も楽しんでいました。ただ景色を見るだけでなく、地域の方々の優しさに触れ、言葉を交わす中で、津和野の人の温かさを肌で感じるかけがえのない時間となりました。



参加した生徒からは、
「いつもは通過するだけで、津和野のまちを歩くことがほとんどなかったので新鮮だった」
「地域の方が気さくに話しかけてくれて嬉しかった。今後は気軽に訪れたい」
といった声がありました。
津和野町の方々はとても話好きで温かく、どこのお店でも高校生たちを歓迎してくれました。
お店の歴史やおすすめの商品だけでなく、日常のことまで自然と会話が広がり、生徒たちにとっても地域との距離が縮まる時間となりました。



今回のまち歩きは、単なる観光体験ではなく、「地域を知り、地域の人と出会う」きっかけとなりました。
この町で暮らしていても、実際にまちを歩き、人と話すことで初めて見えてくる魅力があります。今後も、高校生が地域と関わりながら学び、津和野町での生活をより楽しめるような取り組みを続けていきます。


