- 2026/10/21
津和野高校生が育てた稲わらで、しめ縄づくりを行いました!




- 宅野晃裕



10月11日(日)、鳴滝神社にて境内の清掃や周辺の草刈りが行われた後、地域の方々と津和野高校生によるしめ縄づくりが行われました。
鳴滝神社では、数年に一度、鳥居に飾るしめ縄を新調しています。
今年は、しめ縄づくりに使う稲わらを探していた氏子さん(神社を支える地域の方々)が、津和野高校の部活動「グローカル・ラボ」の生徒たちが米づくりに取り組んでいることを知ったのがきっかけでした。
そこで、高校生たちが育てた稲わらをしめ縄づくりに使わせてもらえないかと相談したところ、快く了承してもらえたそうです。さらに地域の方から「それなら高校生も一緒にしめ縄をつくらんと!」と声が上がり、今回の合同での活動が実現しました。
今回使用された稲わらは、グローカル・ラボの生徒たちが、田植えから稲刈り、ハゼ干し、脱穀まで、一連の作業をすべて自分たちの手で行い、大切に育てたものです。当日は、グローカル・ラボの高校生2名も参加し、地域の方々と一緒にしめ縄を綯いました。
・グローカル・ラボによる田植えの様子はこちらの記事をご覧ください「地域の支えを力に、津和野高校生が米づくりに挑戦中!」



作業中、脱穀しきれずに残った稲穂を見て、高校生たちから「もったいない」という声が上がりました。田植えから収穫、脱穀までの一連の作業を自ら経験したからこそ、普段なら見過ごしてしまうようなお米一粒一粒の重みを、実感できるようになったのかもしれません。
自分たちが手間暇かけて育てた稲わらが、地域の神社に飾られるしめ縄へと生まれ変わります。この米づくりの経験は、地域の暮らしや伝統との深いつながりを実感する貴重な機会となりました。



また、しめ縄づくりは、地域の方々と高校生が一緒に手を動かし、和やかに語り合う場にもなりました。
高校生からは、
「自分たちで育てた稲のこれまで捨てていた部分が、神社の歴史とともにしめ縄として残り嬉しい」
といった声も聞かれました。
地域の方からは、
「若い世代と話しながら作業ができ、元気をもらえた」という声が聞かれるなど、双方にとって心豊かな時間となりました。






本来であれば捨てられてしまうはずだった稲わらが、しめ縄として新たな役割を与えられ、地域の伝統をつないでいきます。
生徒たちにとっても、自分たちで育てた稲が神社の鳥居を飾り、地域の文化の一部として残っていくことは大きな喜びとなりました。今回の活動は、米づくりから地域の伝統文化へと学びが広がるとともに、高校生と地域の方々がつながる、津和野町ならではの温かい交流の機会となりました。



