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日原中学校1年生と地域の大人がつながる「SUNトーク」を実施しました!

  • 渡辺あん
  • 渡辺あん

7月3日(金)、日原中学校1年生の総合的な学習の時間にて、「SUNトーク」を実施しました。SUNトークは、中学生が地域の大人との関わりを通して自分自身を見つめ直し、地域への理解を深めることで、津和野町への愛着を育むことを目的とした取り組みです。

 

3回目となる今回は、1年生11名と、多様なバックグラウンドを持つ地域の大人の方5名が参加しました。

 

さらに今年は、例年の「1対1」の対話スタイルをガラリと変え、生徒2〜3人のグループで地域の方にインタビューする新しい形に挑戦しました。この形式に変更した背景には、「中学校に入学して間もない1年生にとって、大人と1対1でじっくり話すのは少しハードルが高いのではないか」という先生方の温かい配慮がありました。

 

まずは生徒たちが安心して楽しく話せるようにしたいというねらいから、グループ形式でSUNトークを行いました。

 

 

緊張が笑顔に変わる!「シンクロクイズ」でアイスブレイク

 

最初は少し緊張気味だった生徒たちですが、そんな雰囲気を一気にほぐしたのが、アイスブレイクの「回答をそろえましょう、シンクロクイズ!」です。各グループの大人と生徒たちが、チーム内で回答を一つに揃え、さらに「会場全体で答えを一つにする」ことを目指しました。

 

【お題の例】

  • 「おにぎりの具といえば?」
  • 「果物といえば?」

 

「世代によって定番が違う!」と頭を悩ませながらも、中学生と大人が必死に意見をすり合わせていました。最後に見事全員の答えがそろった瞬間には、会場全体が大きな拍手と一体感に包まれていました。

 

お題の答えを発表する瞬間。みんなの回答はそろっているでしょうか?

 

 

 

事前学習の成果を発揮!中学生から大人の方へインタビュー

 

会場の雰囲気はもちろん、参加しているみんなの心がほぐれたところで、いよいよ本番のインタビューがスタートしました。

 

今回のインタビューに向けて、生徒たちは事前に「総合的な学習の時間」の授業の中で、地域の方にどんなことを聞いてみたいかを一生懸命考えて準備してきました。基本となる質問(普段の活動内容、津和野町の魅力や課題、どんな町になってほしいかなど)に加え、各グループで考えた「オリジナルの質問」も投げかけられました。

 

【グループごとのオリジナル質問(一例)】

  • 「これまでに、津和野町にしてもらって嬉しかったこと・よかったことは何ですか?」
  • 「津和野町からなくなってほしくないものは何ですか?」

 

ただ用意された質問をなぞるだけでなく、「それってどういうことですか?」と一歩踏み込んだ質問を投げかける生徒たちの姿がとても印象的でした。 ついこの間まで小学生だったとは思えないほど、地域の方の意見に共感しながら、自分の考えもしっかりと伝える素晴らしいコミュニケーション力を発揮していました。

 

地域の方のお話を真剣に聞く中学生の姿が印象的でした

 

 

 

グループ制が生んだ、自然な「支え合い」

 

「大人と話しやすくするため」に導入したグループ制でしたが、そこには先生方の予想を超える素敵な効果が生まれていました。対話が始まると、生徒たちの間には自然な「支え合い」が芽生えていたのです。 

 

1対1の対話の時よりも、「あの子が言葉に詰まっているから、自分が次の質問をしよう」「それ、すごく良い質問だね!」とお互いにフォローし合い、つなぎ合う時間となっていました。 

 

対話のハードルを下げるためのグループ制が、結果として生徒同士の絆や協調性を引き出す素晴らしい機会となりました。

 

 

 

つながり深まる、メッセージカード交換タイム

 

インタビューの最後には、お互いに感謝の思いを伝える「メッセージカード交換」を行いました。対話をした地域の方から中学生へ、そして中学生から地域の方へ、一文字ずつ丁寧に気持ちを書いて手渡していました。

 

カード交換が終わった後も、あるグループでは「もう一回シンクロクイズしよう!」とグループ内でクイズを再開して盛り上がるなど、この短い時間の中でぐっと仲が深まったことが伝わる微笑ましい光景があちこちで見られました。

 

お互いに感謝の思いを綴り、手渡しました

 

 

 

参加した中学生からは、

 

「最初はすごく緊張したけれど、大人の方が優しくて、しっかり話すことができた。話すことがすごく楽しかった!」

「自分たちが『津和野町の良いところ』だと思っていたことを、地域の方も同じように良いと考えていて、一緒なんだ!と嬉しくなった」

「話を聞く中で、改めて気づかされた津和野町の魅力もあれば、新しく知る津和野町の魅力もたくさんあった!」

「本当に楽しかった!ぜひまたやりたい」

 

といった声があり、地域の方からは

 

「中学生と話すことで、改めて津和野町という場所を見つめ直す、とても良い機会になった」

「中学生のみなさんのパワーをもらえて、純粋に楽しかった!」

 

といった声が寄せられました。

 

 

 

地域の方との対話を通して、同級生の頼もしさや新たな一面を発見することができ、終始温かい空気に包まれた時間となりました。

 

このような機会を通して、子どもたちが地域を知り、津和野町をより一層好きになってくれることを願っています。ご協力いただいた地域のみなさま、本当にありがとうございました!

この記事を書いた人
渡辺あん
みらい共創コーディネーター
渡辺あん
津和野町で生まれ育ち、18年間を過ごしました。大学進学を機に地元を離れ、上京も体験しました。その間、人との温もりや、顔が見える安心感、心が癒される点など、改めて地元・津和野町の良さを感じました。特別なことがなくても、穏やかにありのままの自分を受け入れてくれる環境が、何よりの安心感に繋がっていたのだと思います。これからは、たくさんの人が自分自身の良さと町の良さを再発見できるよう、私自身もう一度、地域のことを学び、深めていきたいと考えています。